AGA治療薬について

プロペシア

プロペシア(一般名:フィナステリド)とは

アメリカの製薬会社メルク社が開発した世界初の経口型AGA治療薬で、主成分としてフィナステリドを含有しています。本来は前立腺肥大症治療薬「プロスカー」として、1992年にアメリカでの承認を受けており、AGA治療薬として承認を受けたのはアメリカでは1997年、日本においては2005年のことでした。ちなみに日本では、前立腺肥大症治療薬としての承認は受けていません。AGA治療薬としての効果の高さは折り紙付きで、日本皮膚科学会の定める「AGA治療のガイドライン」においても、Aランク(強く行うよう勧められる)をキープし続けています。

AGA治療薬のパイオニアとも言える薬剤なのですが、現在では同様の作用機序ながら一層効果の高いデュタステリドにAGA治療の主役の立場を奪われつつあります。
また、発売当初からプロペシアを愛用しており強くこだわりのある方であっても、2015年の特許満了を受け、効果効能が等しいジェネリック医薬品が多くのメーカーから登場しているため、敢えてコストの高い先発品であるプロペシアを服用し続ける理由はほぼありません。
フィナステリド自体がAGA治療に有用な働きを持つのは間違いないのですが、「プロペシア」として処方される機会は減少しているのが実情です。

プロペシアは0.2mgか1mgの用量が流通していますが、単純により改善効果の高まる1mgでの服用が一般的です。
ただし、1日あたりの上限が1mgであるため、それ以上の服用は厳禁です。ユナイテッドクリニックでは1mgのみの取り扱いとなっておりますのでご了承ください。

プロペシアの効果

AGAの大きな原因の1つであるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、ヘアサイクル(髪の毛が生えてから抜けるまでの周期)を正常化することでAGAを治療します。ヘアサイクルの乱れは、主に髪の毛が栄養を吸収し太く成長する「成長期」の短縮に現れ、結果として髪の毛が育ち切る前に抜けてしまうことで薄毛を招きます。
プロペシアの服用によりヘアサイクルが改善されれば、髪の毛が十分に育つようになり抜け毛も解消されるという仕組みです。

ただし、AGA治療はプロペシアの服用だけでは不十分です。なぜなら、プロペシアはもう1つのAGA要因である頭皮の血流不足を改善する作用を持っていないからです。プロペシアによって抜け毛を防ぎつつ、血流改善効果を持つミノキシジルを併用することで両者をフォローすることが必要なのです。
なお、AGA治療薬の改善効果が表れるのは、どんなに早い方でも最低3ヶ月、平均的には半年~1年程度の期間が必要になるため、飲んですぐに効果が出ないからと言ってあきらめず、地道に服用を続けていく根気も不可欠です。

プロペシアの飲み方

1日1回、1錠を服用します。服用の際は他の薬剤と同様、水や白湯を利用してください。たとえ前日に飲み忘れがあったなどの場合でも、1日1mgを超える服用は厳禁です。
食事によって効果が減退することはなく服用タイミングも自由ですが、成分の血中濃度を一定に保ち効率よく治療できること、時間を決めることで飲み忘れの防止にもなることから、毎日決まった時間に服用することをお勧めします。
ただし、アルコールと服用タイミングが近いと肝臓に負担をかけることになるためご注意ください。

プロペシアの副作用

プロペシア服用時の副作用には、リビドー(性欲)減退、勃起不全といった男性機能にまつわる症例のほか、食欲不振や倦怠感、肝機能不全などが報告されています。とは言え、いずれも数パーセント程度と割合としては低く、特にリビドー減退や勃起不全については、プラセボ(偽薬)との有意差が認められませんでした。
むしろ、副作用を意識するあまりにそういった症状を招いてしまうこともあり得るため、過剰に不安がることはありません。

また、厳密には副作用ではありませんが、AGA治療薬を服用することで一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起きることがあります。AGA治療薬を服用により抜け毛が増えることは一見矛盾しているようですが、AGA治療薬がしっかりと効果を発揮し、正常な髪の毛に生え変わる過程で起きる現象です。
発生するか否か、発生する時期及び期間については大きな個人差がありますが、概ね服用から2~6週間の間で発生し1ヶ月程度継続する方が多いようです。

プロペシアを服用できない方

下記のいずれかに当てはまるかたは、プロペシアを服用することができません。

  • 女性の方
  • フィナステリドに対して過敏症の既往歴がある方

など

加えて、プロペシアを服用中の方は献血を行うことができません。献血を行うには最低でも1ヶ月の休薬期間を設けてください。服用により一部数値が低下することが知られていますので、健康診断などの際は、必ずプロペシアの服用を主治医に申告してください。

フィナステリド

フィナステリドとは

AGA治療薬として有名な「プロペシア」に含有されている有効成分名です。昨今ではプロペシアジェネリックの商品名としても使用されており、もしかするとそちらの方が有名になっているかもしれません。アメリカのメルク社がプロペシアを販売したのが1997年、日本では2015年にその特許期間が満了し、他製薬会社もプロペシアジェネリックとして有効成分フィナステリドを用いたAGA治療薬を販売できるようになりました。用量はプロペシアに準じ、0.2mgと1mgが販売されています。

ジェネリック医薬品とは、簡単に言ってしまえば先発医薬品(新薬)と同量の有効成分を含んでおり、同等の効果効能が認められた薬剤のことです。プロペシアとフィナステリドを例に挙げれば、先発医薬品に該当するのがメルク社製のプロペシア、プロペシアの有効成分であるフィナステリドを含有しており、他製薬会社から販売されているのがプロペシアジェネリック、という形になります。
同じ効果の薬剤とは言っても、「プロペシア」という商標はメルク社にのみ使用が許されていますので、プロペシアジェネリックはそれぞれ独自の商品名を持っています。プロペシアジェネリックに限らず、ジェネリック医薬品の名称は「有効成分名+形状+含有量+メーカー名」を用いることが定められています。沢井製薬製のプロペシアジェネリックであれば「フィナステリド錠1mg サワイ」といった具合です。
当然のことですが、どの製薬会社製であったとしてもフィナステリドが含まれているので、メーカーによって効果効能が異なったり、服用方法が変わることもありません。

ジェネリック医薬品の最大のメリットは価格の安さです。種類にもよりますが、ジェネリック医薬品の価格は先発医薬品の概ね2~5割とされており、特に長期服用が必須となるAGA治療薬においては、トータルで大幅にコスト減効果が見込めます。
現在では非常に多くの方がプロペシアジェネリックへの切り替えを済ませています。当院でも推奨AGA治療薬の1つとさせていただいており、多くの方がフィナステリドによるAGA治療効果を実感されています。

フィナステリドの効果

薄毛を招く「ヘアサイクル」の乱れを改善することでAGAを治療します。ヘアサイクルとは、髪の毛が持つ「成長期」→「退行期」→「休止期」というサイクルのことで、充分な時間をかけて各期間を繰り返していきます。
成長期が短くなると髪の毛が十分に成長しきる前に抜けてしまうなど、ヘアサイクルの乱れは髪の毛の状態に直結します。フィナステリドには、ヘアサイクルを乱すDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる酵素の生成を抑制する働きがあるため、AGA治療に効果を発揮してくれるのです。

注意点として、薬剤の形状が変わり飲みやすくなったなどの例外を除き、後から登場したからといって、ジェネリック医薬品の性能が先発医薬品を上回ることはありません。つまり、フィナステリドはAGAの原因の1つであるヘアサイクルの乱れには効果を発揮しますが、もう1つの原因である頭皮の血流不足に対しては有効とは言えないのです。
効果的にAGAを治療するには、2つの原因を解消することが欠かせませんので、フィナステリド服用時はミノキシジルの併用を強くお勧めいたします。

フィナステリドの飲み方

1日1回、最大1mgを服用します。上限を超えての服用は意味がありませんので、前日の飲み忘れ分をまとめて服用などはしないでください。服用タイミングに特に定めはありませんが、毎日決まった時間に服用すると、効果が安定しますし飲み忘れの防止にもなりますのでお勧めです。

フィナステリドの副作用

ごく少数ではありますが、リビドー(性欲)の減退や勃起不全、食欲不振、倦怠感、肝機能不全といった症例が報告されています。しかし、多くの方が心配される男性機能関連の症状については、プラセボ(偽薬)群との有意差が認められなかったことから、フィナステリドの副作用とは断言できない部分もあります。
いずれにせよ、服用中に違和感や気になる症状が起きた際には、処方を受けた病院やクリニックで診断を受けてください。

AGA治療薬を服用すると、一時的に脱毛が増える「初期脱毛」が起きる方がいます。時期には個人差がありますが、服用後2~6週間に1ヶ月程度継続する方が多いと言われています。
これはAGA治療薬が効果を発揮しつつあり、薄く古い髪の毛が、太く新しい髪の毛に生え変わる過程で起きますので、怖がらずに服用を続けてください。万一、長期間に渡り脱毛が続くようなら医師にご相談ください。

フィナステリドを服用できない方

プロペシアと同様に

  • 女性の方
  • フィナステリドに対して過敏症の既往歴がある方

はフィナステリドを服用できません。

また、献血や健康寝台の際には、必ず医師にフィナステリドの服用を申告してください。献血は最低でも1ヶ月の休薬期間を設けないと行うことができず、健康診断では一部数値が低下し正しい判断ができなくなるためです。

フィナステリド錠紹介

フィナステリド錠1mg「トーワ」

東和製薬製のフィナステリド錠です。1箱で1ヶ月分(28錠)か、5ヶ月分(140錠)をお選びいただけます。両者を組み合わせて半年分や1年分など、長期分の処方も可能です。

UCフィナステリド錠

医療法人社団 康英会 ユナイテッドクリニック(メンズクリニック ユナイテッド)では、厚労省地方厚生局の輸入許可を得て希望する患者様にフィナステリドを処方しております。第三者機関で成分チェックを行うことで有効性・安全性を確保し、ジェネリック医薬品のメリットを最大限に活かした価格でフィナステリドをご案内しております。AGAでお悩みの方はぜひご利用ください。

ザガーロ

ザガーロとは

ザガーロはデュタステリドを主成分とするAGA(男性型脱毛症)治療薬です。容量は2種類あり、0.1 mgのものと0.5mgがあります。イギリスの製薬会社のGSK(グラクソスミスクライン)が開発をした男性型脱毛症治療薬です。販売開始当初は前立腺肥大症の治療薬として使われていましたが、抜け毛を抑える効果が認められ、同じ成分を使用してAGA治療薬として転用されることとなりました。ザガーロは5α還元酵素阻害薬に分類されており、他にはプロペシアやアボルブも同じ5α還元酵素阻害薬に含まれています。5α還元酵素は男性ホルモンのテストステロンと結合することで、DHT(ジヒドロテストステロン)を生み出します。このDHTは髪の毛の成長サイクルを乱す作用があり、AGAの発症要因となります。ザガーロは5α還元酵素の働きを抑えることでAGAの発症を妨げる薬剤です。

ザガーロの効果

髪の毛は通常3年から5年成長を続け、自然と抜け落ち休止期を経て再び生え変わる「ヘアサイクル」が存在します。5α還元酵素は男性ホルモンであるテストステロンと結合しDHTを生み出します。このDHTはヘアサイクル内の成長期を6ヶ月から1年にまで縮める働きがあり、AGAが発症すると髪の毛が成長する期間が短縮されてしまい、弱い毛のまま抜け落ちてしまいます。
このザガーロはAGAの原因物質であるDHTの発生のカギとなる5α還元酵素の働きを抑止することで髪の毛の成長サイクルを正常に保ちます。

ザガーロの服用開始後、2週間~6週間にかけて一時的に抜け毛が増えることがあります。これは「初期脱毛」と呼ばれる現象で、ザガーロの効果によってヘアサイクルが正常化され、一旦髪の毛をリセットして生え変わらせる現象です。
初期脱毛は服用中のすべての方に起きる現象ではありませんが、抜け毛が増えても薬剤の服用を続けてください。ザガーロの服用を断続的に行うと初期脱毛を繰り返すことになりますので、服用の継続を心掛けてください。

ザガーロの服用方法

1日1回1錠を毎日服用します。食事の影響は受けませんので、食前食後どちらでも服用が可能です。ザガーロの血中濃度を安定させるためには24時間ごとの服用が必要です。毎朝の洗顔後や朝食の後など、毎日同じタイミングで服用する習慣を身につけましょう。
また、薬剤の代謝が肝臓で行われる為に飲酒後の服用は避けるよう心掛けてください。お酒に含まれるアルコールは肝臓への負担が増える他にも、血管を収縮させる恐れがあります。頭皮へ繋がる血管はとても細く髪の毛の成長の妨げになります。
ザガーロの服用中は飲酒を抑えるのが賢明と言えます。

ザガーロの副作用

ザガーロの副作用で主なものは勃起不全、性欲減退、精液減少などがあります。いずれの副作用も発症率は低く5%未満と考えられています。勃起不全などの症状はバイアグラを始めとするED治療薬を服用することで対処ができます。
この他、ザガーロは前立腺がんの腫瘍マーカーPSA(血清前立腺特異抗原)の数値を変化させます。
ザガーロを服用中に健康診断を受ける場合は、担当医師にザガーロ服用中であることを伝えてください。

ザガーロの禁忌事項

未成年者の服用は安全性の確認が取れていないため服用が出来ません。ザガーロを含む5α還元酵素阻害薬に過敏症を持っている方も服用が出来ません。ザガーロは妊産婦・授乳婦・小児などは禁忌となります。
主成分であるデュタステリドは経皮吸収される為、薬剤の管理は適正にしましょう。また、デュタステリドの血中濃度がゼロになるまで半年間必要となります。ザガーロの服用から半年間は献血をすることができませんので注意してください。

ザガーロは医薬品のため、処方には医師の診察が必要となります。ザガーロは抜け毛を抑える効果はありますが、髪の毛を増やす効果は多くはありません。当院で取り扱いのあるミノキシジルや亜鉛のサプリメントと併用することで相乗効果が期待できます。
お薬の飲み合わせや細かい説明が必要となりますので、ぜひ一度医療法人社団 康英会 メンズクリニック ユナイテッドにご相談下さい。

アボルブ

アボルブとは

アボルブは主成分として「デュタステリド」を含有する5α還元酵素阻害薬です。この5α還元酵素阻害薬の中にはプロペシアやそのジェネリックであるフィナステリドも含まれています。アボルブはもともと前立腺肥大症の治療薬として使われていました。しかしその後、5α還元酵素の阻害効果がAGA(男性型脱毛症)治療に有効であることが分かりました。2001年にアメリカで前立腺肥大症の治療薬として承認され、2009年には韓国でAGA治療薬として承認されています。日本では同じく2009年に承認がされていますが、AGA治療薬としてではなく前立腺肥大症の治療薬として承認されています。

アボルブの効果

AGAは男性ホルモン変化により髪の毛の成長期が著しく短縮することで発症します。男性ホルモンであるテストステロンが5α還元酵素と結合することにより発生するDHT(ジヒドロテストステロン)がその原因物質です。
アボルブはこの5α還元酵素の働きを抑制することでDHTの発生を抑止します。5α還元酵素は頭皮にある他にも男性器にある前立腺にもあり、前立腺肥大症の治療薬として用いられています。
また、5α還元酵素には1型と2型が存在しており、プロペシアが阻害するのは2型のみに対しアボルブが阻害するのは1型と2型を阻害することが分かっています。このことからもアボルブの効果の高さが分かります。

アボルブの服用方法

1日1錠を毎日服用してください。食事の影響はありませんので服用のタイミングはご自身の生活習慣に併せることができます。ですが、薬剤の代謝は肝臓で行われるのでアルコールとの相性が悪いので飲酒の習慣がある方は朝に服用すると良いでしょう。
服用開始後、3か月ほどでうぶ毛が確認出来る様になります。服用期間は最低でも6ヶ月、改善の程度に個人差はありますが、1年から3年は必要となります。

アボルブの副作用

性欲減退、ED症状、食欲不振、肝機能症状などがあります。副作用の頻度はプロペシアと同様に稀ではありますが、これらの症状が強く出た場合はアボルブの服用を中断して医師の診察を受けてください。性欲減退やED症状の緩和にはバイアグラなどのED治療薬で対処が可能です。
亜鉛のサプリメントは精子の材料となり、アボルブの副作用で発症したEDの改善に繋がる他にも、髪の毛の成長をサポートする効果が得られるので非常におすすめのサプリメントです。

アボルブを始めとするAGA治療を開始してから2週間から6週間にかけて脱毛量が増える現象がおきることがあります。
これは「初期脱毛」と呼ばれる現象です。初期脱毛とはAGAによって乱れたヘアサイクルが薬剤の効果によって正常化した際に、髪の毛の退行期が重なり抜け毛が増える現象です。初期脱毛はAGAの治療効果が正常に起きている証拠なので安心して治療の継続を行ってください。
初期脱毛は全ての方に起きる現象ではありません。

アボルブの使用上の注意

アボルブはソフトカプセル状の薬剤です。PTPシートから取り出した後、そのまま水またはぬるま湯で服用してください。アボルブは経皮吸収されるので中の薬液に触れた場合は速やかに石鹸と水で洗い流してください。アボルブは肝臓で代謝が行われるので肝機能障害の疑いがある方は服用が出来ません。また、アボルブと同じ5α還元酵素阻害薬であるフィナステリド製剤やデュタステリド製剤との併用は出来ません。

アボルブは肝臓で代謝がされる為、肝臓に負担がかかりやすくなります。お酒に含まれるアルコールも同様に肝臓で分解が行われるので、飲酒の習慣をお持ちの方は肝機能障害に注意が必要となります。アルコールは血管を収縮させて血流を悪くする作用があり、頭皮につながる血管を詰まらせ薄毛の原因になります。薄毛が気になる方は飲酒を控えるようにしましょう。

アボルブは脱毛量を抑える効果はありますが、育毛に対する効果は高くありません。AGAは複数の薬剤を併用して治療に当たることでより高い効果を得ることができます。育毛促進効果の強いミノキシジルや亜鉛のサプリメントなど組み合わせが重要となります。

お薬を安全に服用する為には事前説明が重要となります。お薬の処方を受ける際に「おくすり手帳」をお持ちであればご持参ください。健康状態に不安がある方は診察時にお申し出ください。薄毛が気になる方、より良いAGA治療をお望みの方はぜひ一度○○クリニックにご相談下さい。

リグロース

リグロースとは

リグロースはミノキシジルを主成分としたAGA外用薬です。主成分のミノキシジルはアメリカのアップジョン(現:ファイザー)が開発をした狭心症患者用の経口薬として使用されていたものです。しかし後に、狭心症患者の間で薄毛の改善が見られるようになり、薄毛治療薬として販売されるようになりました。ミノキシジルには血管を拡張する作用があり、頭皮の髪の毛の根元の細胞の毛母細胞や毛乳頭が活性化して発毛が促されます。

同じAGA治療薬のフィナステリドやデュタステリドは抜け毛を抑える効果があるのに対して、ミノキシジルは発毛促進する効果があります。それぞれ薬理作用が異なるため、併用が可能で相乗効果が期待できます。日本皮膚科学会が制定する男性型脱毛症診療ガイドラインでは「ミノキシジル外用を行うよう強く勧める」とされています。

リグロースの使用方法

乾燥した状態の頭皮で薄毛の気になる箇所に1日2回直接塗布します。薄毛の改善効果は早い方で3か月ほど、多くの方は6ヶ月で効果が期待できます。しっかりとした改善効果を望む場合は1年から3年の使用が必要となります。

リグロースの副作用

副作用として考えられるのはふけ・発疹・かぶれなどがあります。症状が出た場合は使用を中断して水などで洗い流してください。症状が治まらない場合は医師への受診をお願いします。

ミノキシジルタブレット

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とは

ミノキシジルは発毛に有用な効果を発揮するAGA治療薬の成分です。元々は高血圧の方の血圧を下げる降圧剤として研究が進められていましたが、研究過程でAGAに対する改善効果が明らかになりました。開発・研究を行ってきたのはバイアグラの製造元としても名高いファイザー社で、今では世界中でAGAに悩む方々の救世主として活躍しています。日本においても例外ではなく、成分名だけではイメージのわかない方も、大正製薬から販売されている「リアップ」シリーズにも含まれていると聞けばピンとくるのではないでしょうか。

「リアップ」に代表される外用タイプのミノキシジルとの最大の違いは使用方法にあります。ミノキシジルタブレット(ミノタブ)は「タブレット」の名の通り錠剤で、経口摂取する薬剤です。
一般的に外用タイプとタブレットタイプを比較した場合、前者が経皮吸収となるのに対し、後者は直に成分が体内に届くため効果も高くなるとされています。ミノタブは様々な用量が販売されており、症状や改善具合に応じて変更していくことができますが、ベースとなるのは5mgでの服用です。
医療法人社団 康英会 ユナイテッドクリニック(メンズクリニック ユナイテッド)では2.5mg、5mg、10mgを用意しておりますが、2.5mgと5mgを合わせて7.5mgで服用するなど、ご自身でさらに細かく調整していただくことや、ミノタブと外用タイプのミノキシジルを併用することも可能です。

ミノキシジルの効果

降圧剤として開発されていたことからもわかる通り、ミノキシジルは血圧を下げる作用を有しており、服用することで全身の血流が改善されます。この効果によってAGAの2大要因の1つ、頭皮の血流が改善され、毛髪にしっかりと栄養が行き渡るようになり、太く強くコシのある髪の毛が育まれることになるのです。

ここで「2大要因のもう1つは?」と思われた鋭い方もいるかもしれもせん。もう1つの要因は男性ホルモン(DHT:ジヒドロテストステロン)によるヘアサイクルの乱れなのですが、実はミノキシジルはヘアサイクルの改善には効果を発揮しません。いくら発毛を促したところで、ヘアサイクルが乱れたままでは髪の毛が十分に育つ前に抜けていってしまいますので、ミノキシジルタブレットの服用だけではAGA治療は万全とは言えません。

フィナステリドorデュタステリドでヘアサイクルの乱れを正し、その上でミノキシジルによって生えてくる髪の毛を力強くする治療方法が最も効果が高く、今日のAGA治療においてスタンダートとされている療法です。ただし、AGA治療が効果を発揮するまでには、平均で半年~1年程度の期間が必要です。それまでは焦ることなく、地道に治療を続けていってください。

ミノタブの飲み方

1日1回、あるいは2回に分け、一定用量を服用します。AGA治療においては10mgが上限の目安とされているため、5mgを2回服用するパターンが回数、用量ともに最大になるでしょう。
とは言え、いきなり上限からスタートすることはリスクも高く、まずは2.5mgか5mgで服用を開始し、効果や副作用などに応じて用量を調整していく方法がお勧めです。また、AGA治療薬は毎日欠かさず服用することで最大の効果を発揮するため、飲み忘れには十分ご注意ください。飲み忘れたからと言って2日分をまとめて服用することも、いたずらにリスクを高めるだけですので避けましょう。

ミノタブの副作用

ミノタブ服用時の降圧作用は全身に及ぶため、手足のむくみや皮膚のかゆみ、血圧の低下やめまい、頭皮以外にも発毛効果が表れる多毛症などが確認されています。よく副作用と勘違いされがちなものとして「初期脱毛」があります。
AGA治療を開始して一定期間で一時的に抜け毛が増える現象なのですが、決して薬剤による悪影響ではなく、これまでの古い髪の毛が正常な髪の毛に生え変わる過程で起きると考えられています。発症時期や期間は個人差によるバラつきが大きいですが、服用後2~6週間の間に、1ヶ月程度続く方が多いようです。
仮に脱毛の増加があまりに長く続くようでしたら、初期脱毛以外の要因が考えられますので、その際は医師にご相談ください。

ミノタブを服用できない方

未成年の方やAGA以外の脱毛症である方は、ミノキシジルの服用が禁忌とされています。逆に言えば、成人の方がAGA治療薬としてミノキシジルを利用するのであれば、これといった禁忌は定められていません。
しかし、先述の通りミノキシジルは血圧に作用する薬剤です。心臓や腎臓に何らかの障害をお持ちの方は、必ず医師と相談の上するかどうかを判断するようにしてください。

ミノタブ処方

医療法人社団 康英会 メンズクリニック ユナイテッドでは、厚労省地方厚生局の輸入許可を得て希望する患者様にミノタブを処方しております。
第三者機関で成分チェックを行うことで有効性・安全性を確保し、ジェネリック医薬品のメリットを最大限に活かした価格でミノタブをご案内しております。
AGAでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

アロビックス

アロビックスとは

アロビックスは塩化カルプロニウムを主成分とした薄毛治療薬です。アロビックスはミノキシジルと同様に血管拡張作用のある外用薬です。アロビックスは主成分である塩化カルプロニウムが5%配合されています。同じく塩化カルプロニウムを使った薬剤には第一三共製薬の「カロヤン」があります。こちらのカロヤンは主成分が最大でも2%までしか配合されていません。日本皮膚科学会が提唱する男性型脱毛症治療ガイドラインによると塩化カルプロニウムは推奨度C1とされています。外用薬なので他のAGA治療薬と併用することで、より一層の相乗効果が期待できます。

使用方法

1日に2回から3回、患部に塗布します。もしくは頭部全体にふりかけた後、頭部に馴染むようにマッサージします。アロビックス1本の使用目安は半月から1月となります。

副作用

発汗、悪寒、刺激痛、痒みなどがあります。使用後に異常が確認された場合はお水などで患部を洗い流してください。症状の改善が見られない場合は医師への相談をお願いします。

ケトコナゾールシャンプー

ケトコナゾールシャンプーとは

ケトコナゾールシャンプーに含まれるケトコナゾールは真菌症治療に用いられる成分です。ケトコナゾールシャンプーは白癬症やカンジタ症の治療に使われる薬剤を2%配合した薬用シャンプーです。日本ではクリームやローションとして販売されています。このケトコナゾールは1%以上の物は処方箋薬であり、医師の診察が必要となります。ケトコナゾールには真菌の増殖を抑える効果があり、痒みやフケが治まります。 日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドラインではケトコナゾールは推奨度C1「ケトコナゾール外用を行ってもよい」とされています。ケトコナゾールシャンプーは頭皮環境を清潔に保つことでAGA治療に補助的な効果が期待できます。

使用方法

使い始めの2週間は毎日使用した後、週に2回から3回程度の頻度で使用してください。ケトコナゾールには強い脱脂効果がありますので、シャンプー後のすすぎは念入りに行ってください。

副作用

頭皮の刺激や赤みなど過敏症状が起こることがあります。その場合は使用を中断して皮膚科への受診をお願いします。ケトコナゾールシャンプーは洗浄力が強く髪がパサつくことがありますので、トリートメントの併用もおすすめです。

AGA治療薬比較表

フィナステリド
※(プロペシアも同様です)
容量 1mg
効果 ヘアサイクルを正し
抜け毛を防ぐ「守り」の
治療薬
特徴 世界初のAGA治療薬「プロペシア」の主成分。
ミノキシジル系治療薬との併用で
相乗効果を発揮
デュタステリド
※ザガーロ・アボルブと同様です
容量 0.5mg
効果 ヘアサイクルを正し
抜け毛を防ぐ「守り」の治療薬
特徴 最新のAGA治療薬「ザガーロ」の主成分。
性質や作用機序はフィナステリドと同様だが、
より高い改善効果を持つ
ミノキシジルローション(外用)
※リグロースと同様です
容量 5%・15%
効果 血流を改善し発毛を促す
「攻め」の治療薬
特徴 「リアップ」シリーズなどで高い知名度を獲得。
気になる部分にピンポイントで塗布可能
ミノキシジルタブレット(内服用)
容量 2,5mg
5mg
10mg
効果 血流を改善し発毛を促す
「攻め」の治療薬
特徴 成分が直接届くため
外用タイプより効果が高い

ユナイテッドクリニック・
グループのご案内

月曜~土曜 11:00~20:00
日曜日・祝日 10:00~17:00

池袋駅前院

03-6907-1942

詳しく見る

上野駅前院(ユニティクリニック)

0120ー123ー527

詳しく見る

横浜駅前院

045-594-9983

詳しく見る

大阪梅田院

06-6484-9633

詳しく見る

大阪なんば院

06-4256-2877

詳しく見る

神戸三宮院

078-855-3788

詳しく見る