更新日: 2025/08/13


メディカルダイエット総論

メディカルダイエット

メディカルダイエットとは、医師の指導のもとで行われる医学的・科学的根拠に基づくダイエットです。当院では、患者様の身体への負担を考慮し、手術・注射などの身体への直接的な施術治療ではなく、服薬治療を行っております。服薬によるメディカルダイエットの特徴は「過度な食事制限不要」「無理な運動不要」「服薬治療で継続しやすい」「リバウンドしにくい」「減量で若く見られやすい」などが期待できます。当院では、先ず「リベルサス」で食欲を抑制し、カロリーをセーブするダイエットを推奨しています。

リベルサス

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬という種類の薬剤です。GLP-1受動体作動薬は、日本では2型糖尿病の治療薬として承認を得ていますが、海外では肥満症の治療としても承認されています。「満腹感促進による食欲抑制」「胃の蠕動運動抑制による過食の防止」によりダイエットを強力にサポートすることが期待されます。服用するだけでダイエット効果が期待でき、最近、国内では「GLP-1ダイエット」として注目のダイエット法です。当院では服薬の第一候補として推奨します。

サノレックス

サノレックスは、脳内の視床下部にある食欲中枢(いわゆる満腹中枢)に作用して空腹感を少なくし、少量で満腹感が得られることで体重を減少させる食欲抑制剤です。ただし、単に服用するだけで痩せるものではなく、計画的な食事療法および運動療法などでダイエット効果が不十分な高度肥満の人を痩せさせるために併用されます。

オルリファスト

オルリファストは、リパーゼという脂肪分解酵素の働きを抑制し、体内での脂肪分の分解を防ぎ、脂肪排出を促進し、ダイエット効果が期待できる薬剤です。減量や脂肪がつきにくくなるという効果が期待されます。

ルセフィ

ルセフィは、腎臓で糖を再吸収する役割をもつたんぱく質(SGLT2)のはたらきを阻害して尿と一緒に糖を排出することで血糖値を下げ、実質的な糖質制限を促す薬剤です。2型糖尿病の方に処方され、食事療法、運動療法を十分に行ったうえで 効果が不十分な場合に限り、医師の判断により処方されます。

海外製未承認医薬品に関するご案内

【リベルサス】

当院では、肥満症や体重管理を目的とした自由診療の選択肢として、リベルサス(セマグルチド)を使用する場合があります。この医薬品は、日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、肥満症治療目的での使用は未承認のため、万が一重篤な副作用が発生した場合には、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。

・製品の入手経路について

リベルサスは、厚生局が定める正式な手続きに則り、医師の判断のもとで医薬品販売代理店または海外製薬企業から適切に輸入されたものです。当院では、品質管理が確認された製品のみを取り扱っております。

・国内承認薬の有無

セマグルチドを有効成分とする経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」は、2型糖尿病治療薬として国内承認済みです。ただし、肥満症治療目的での使用は自由診療扱いとなり、保険適用外です。

・海外での安全性情報

セマグルチドは、米国FDA(食品医薬品局)にて肥満症治療薬として承認されており、諸外国では体重管理目的でも広く使用されています。

【ルセフィ】

当院では、肥満症や体重管理を目的とした自由診療の選択肢として、ルセフィ(ルセオグリフロジン)を使用する場合があります。この医薬品は、日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、肥満症治療目的での使用は未承認のため、万が一重篤な副作用が発生した場合には、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。

・製品の入手経路について

ルセフィは、厚生局が定める正式な手続きに則り、医師の判断のもとで医薬品販売代理店または海外製薬企業から適切に輸入されたものです。当院では、品質管理が確認された製品のみを取り扱っております。

・国内承認薬の有無

ルセオグリフロジンを有効成分とする「ルセフィ錠」は、2型糖尿病治療薬として国内承認済みです。ただし、肥満症治療目的での使用は自由診療扱いとなり、保険適用外です。

・海外での安全性情報

ルセオグリフロジンは、米国FDA(食品医薬品局)にて糖尿病治療薬として承認されており、諸外国では体重管理目的でも使用されるケースがあります。