リベルサスの効果はいつから現れる?早く実感するポイントも解説

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公開日:2024年07月01日更新日:2024年07月01日

リベルサスの効果はいつから現れる?早く実感するポイントも解説

「リベルサスを飲み始めたけれど、いつ効果が現れるの?」

「少しでも早く痩せるにはどうしたらいい?」


このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


リベルサスは食欲を抑えることでダイエットをサポートする薬ですが、効果を実感するまでには時間がかかります。


この記事では、リベルサスの効果が出始める時期や、効果を早く実感するためのポイントについて詳しく解説します。


記事を読むことでリベルサスの正しい使い方がわかり、効果をより早く実感できるでしょう。


※リベルサスは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に認可されているものの、肥満治療目的では認可されていません。当院では、医師の慎重な判断のもと、希望される患者様のみに処方しております。

※リベルサスの副作用や法的記載事項についてはこちらのページをご覧ください。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田 淳英

【経歴】

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

リベルサスの効果が出始めるのはいつから?服用開始から2〜3ヶ月が目安

個人差はありますが、リベルサスの服用開始から見た目の変化を実感できるまでの期間は、2〜3ヶ月が目安となります。

リベルサスは食欲を抑える薬です。脂肪を燃焼させたり、直接体重を減らしたりするものではないため、効果が現れるまでには時間がかかります。

たとえば、1kgの脂肪を落とすにはおよそ7,200kcalのカロリー消費が必要といわれています。

リベルサスで毎日500kcal(ポテチ1.5袋分)のカロリー摂取を抑えた場合、1ヶ月で約2kg体重が減る計算です。

ダイエットで見た目が変わる目安は4~5kgといわれており、毎月2kg痩せた場合でも2~3ヶ月かかります。

【医師からのコメント】

リベルサスは3〜4ヶ月程度継続して服用することで、効果が出やすくなるお薬です。

適切に服用すれば食事量が減り、自然な形でのダイエット効果が得られます。

リベルサスの効果を早く実感するためのポイント

リベルサスの効果を早く実感するためのポイントは以下の3つです。

  • 生活習慣を見直す
  • 毎日服用し続ける・勝手に服用を中止しない
  • 医師と相談しつつ適切な用量を決定する

それぞれ、詳しくみていきましょう。

【医師からのコメント】

リベスサスは継続服用が肝心のお薬です。

効果が出てきたと感じても自己判断で服用を中止せず、3〜4ヶ月は毎日服用し続けるようにしましょう。

生活習慣を見直す

リベルサスの効果を早く実感するためには、不健康な生活習慣を見直し改善していくことが大切です。

リベルサスで食欲を抑えられても、栄養の偏った食事や運動不足が続くと体重は減りにくくなります

以下のような生活習慣を取り入れ、より健康的なダイエットを目指しましょう。

  • ファストフードやスナック菓子などの高脂肪・高カロリー食を控える
  • 毎日30分程度のウォーキングやジョギングを習慣にする
  • 毎日同じ時間に寝起きし、規則正しい生活を送る

上記の習慣を取り入れることでリベルサスの効果を最大限に引き出し、健康的に痩せることができます。

毎日服用し続ける・勝手に服用を中止しない

リベルサスは医師の指示に従って毎日服用し、自己判断で服用を中止しないことが大切です。

服用を不適切なタイミングで中止すると効果が得られないだけでなく、抑えられていた食欲が一気に増してリバウンドする可能性もあります

リバウンドは精神的に大きなストレスとなり、ダイエットを断念することにもつながりかねません。

リベルサスの効果を最大限に引き出し、リバウンドを防ぐためには少なくとも3ヶ月以上の服用をおすすめします。

医師と相談しつつ適切な用量を決定する

リベルサスには3mg、7mg、14mgの3つの用量があります。医師と相談しながら適切な用量を選ぶことが大切です。

用量が大きいほど効果は高くなりますが、副作用のリスクも高まります。

3mgから服用を開始し、効果が現れない場合は7mgに増量するのが一般的です。最終的には14mgまで増量できます。

ただし、効果がないからと自己判断で用量を増やしたり、2錠以上服用したりすることは厳禁です。重篤な副作用を引き起こすリスクがあります。

用量の変更を希望する場合は、必ず医師に相談してください。

リベルサスの効果を得るための正しい服用方法

リベルサス服用時のポイント

リベルサスは消化・吸収が非常にデリケートな薬のため、以下の正しい服用方法を守ることが大切です。

  • 起床後の空腹時に水(120mL以下)で服用する
  • 割ったりかみ砕いたりせずそのまま服用する
  • 服用後30分は飲食物や他の薬を口にしない
  • 服用直前までパッケージに保管する

それぞれ、詳しくみていきましょう。

起床後の空腹時に水(120mL以下)で服用する

リベルサスは起床後すぐ、胃に何もない状態で服用することが大切です。

胃に食べ物や飲み物が残っている状態で服用すると薬の吸収率が低下し、効果が十分に発揮されない可能性があります。

また、リベルサスは必ずコップ半分(約120mL)以下の水で服用してください。

多量の水で服用すると、薬の効果が減少することが臨床試験で確認されています(※1)。

(※1 参考)PMDA|リベルサス錠3mg /リベルサス錠7mg /リベルサス錠14mg

割ったりかみ砕いたりせずそのまま服用する

リベルサスは割ったりかみ砕いたりせずに、そのまま服用しましょう。

リベルサスは腸で吸収されるように設計されており、胃の分解酵素から成分を保護する吸収促進剤が配合されています。

そのため、割ったりかみ砕いたりするとリベルサスが胃で分解されやすくなり、十分な効果を得られない可能性があります。

リベルサスは添付文書に記載の通り、そのまま飲むことが最も効果的です。

服用後30分は飲食物や他の薬を口にしない

リベルサスの服用後、少なくとも30分間は飲食物や他の薬を口にしないよう注意しましょう。

胃の中で他の飲食物とリベルサスが混ざってしまうと、リベルサスが胃に長く残り、吸収が妨げられてしまう可能性があります。

起床後すぐにリベルサスを服用したら、その後30分間は朝食も飲水も避けるべきです。

忙しくて朝食まで30分の絶食時間を確保できない方は、少し早めに起きて服用しましょう。

服用直前までパッケージに保管する

リベルサスは、服用直前までパッケージ(PTPシート)に保管することが大切です。

リベルサスの錠剤は光や湿気に弱く、PTPシートから取り出した状態で長時間放置すると成分が変質してしまう可能性があります

薬の成分が変質すると本来の効果が得られなかったり、予期せぬ副作用が現れたりするため注意が必要です。

リベルサスはPTPシートに保管したまま直射日光や高温多湿を避けて保管し、開封後はすぐに服用しましょう。

リベルサスについてよくある質問

リベルサスについてよくある質問をまとめました。

Q.リベルサスは1ヶ月で効果が現れますか?

リベルサスは1ヶ月で劇的な効果は期待できません。

食欲を抑えることで体重は徐々に減っていきますが、見た目の変化を実感できるまでには2〜3ヶ月かかります

Q.リベルサスを飲んでも食欲が抑えられません

リベルサスの効果には個人差があり、飲んでも食欲が抑えられない場合は用量が少ない可能性があります

リベルサスには3mg、7mg、14mgの3つの用量があり、3mgで効果がない場合は最大14mgまで増量が可能です。

リベルサスを飲んでも食欲が抑えられない場合は、処方を受けた医師に用量の増量を相談しましょう。

Q.リベルサス7mgで痩せないのですが、2錠飲んでも大丈夫ですか?

リベルサスを1回で複数錠服用することは避けてください

消化器症状や低血糖症状などの副作用が強く現れるだけでなく、重篤な副作用につながる可能性もあります。

リベルサス7mgで痩せない場合は、医師に相談して14mgへの変更を検討してください。

まとめ

リベルサスの効果が出始めるのは服用開始から2〜3ヶ月が目安となります。

食欲を抑えることで徐々に体重を減らすため、変化に気づきにくいこともありますが、自己判断で中止せず服用を続けることが大切です。

効果を少しでも早く実感するためには、リベルサスのみに頼るのではなく、食事内容の見直しや適度な運動も必要になります。

正しい服用方法と健康的な生活習慣を守り、医師と相談しながら継続することで、ダイエット目標を達成できるでしょう。

ユナイテッドクリニックでは、オンライン診療でのリベルサス処方が可能です。リベルサスによるダイエットに興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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