包茎手術
包茎手術のデメリットとは?術式別のリスクと対処法
「包茎手術にデメリットはあるの?」
「リスクはないの?」
包茎手術は、長年のコンプレックスを解消し、衛生面を劇的に改善できる素晴らしい手段です。
しかし、リスクやデメリットを無視することはできません。
安易な気持ちで手術を受け「思っていた見た目と違う」「感度が変わってしまった」と術後に悩むケースも少なくないのが現実です。
本記事では、包茎手術の主なデメリットに加え、術式ごとのリスクの違いや失敗を防ぐ方法を徹底解説しました。
悪い面もしっかりと理解し、後悔しないために最適な決断を下しましょう。
目次
包茎手術の主なデメリット7つ|手術痕・感度変化・費用

包茎手術には多くのメリットがありますが、同時に無視できないデメリットもいくつか存在します。
後悔しないためには、ポジティブな側面だけでなく、体に加わる負担やリスクについても深く理解しておく必要があります。
納得感を持って手術に臨めるよう、まずは代表的な7つのデメリットについて具体的に確認しておきましょう。
手術痕が残る可能性がある
包茎手術はメスを使って皮膚を切開するため、どのような術式であっても傷跡が完全に消えることはありません。
特に医師の技術力が低い場合や安価な術式を選んだ場合には、縫合跡が階段状にガタガタになったり、皮膚の色の差が目立ったりするリスクがあります。
一度残ってしまった目立つ傷跡を完全に修正するのは困難なため、術後の見た目を重視する方は慎重な判断が必要です。
カウンセリングの際に、傷跡がどの位置に残り、どの程度目立たなくなるのかを詳細に確認しておきましょう。
感度が変化するリスク
感度が変化する理由
- 亀頭が常に露出し外部刺激に対する耐性が強くなる
- 性感帯が集中的に存在する「小帯」部分の処置内容によって感度が鈍る
手術によって亀頭が常に露出した状態になると、下着との摩擦に慣れる過程で一時的に感度が鈍くなったように感じる場合があります。
これは神経そのものが損傷するわけではなく、過敏だった亀頭の粘膜が外気に触れることで角質化し、刺激に強くなるためです。
そのため、この点に関しては、早漏改善という一端を担うメリットでもあります。
ただし、裏スジにある神経の束(小帯)を無理に切除すると、本来の性感が著しく損なわれる恐れがあるため注意が必要です。
自分の感度を大切に守るためにも、緻密なデザインを提案してくれる医師を選びましょう。
費用が数十万円かかる
見た目の美しさや傷跡の少なさを重視する自由診療の場合、手術費用は10万円から50万円程度のまとまった金額が必要です。
広告では数万円と謳っていても、オプションや麻酔代が加算されることで、最終的な支払額が膨らんでしまうケースも少なくありません。
無理なローンを組んで後から支払いに窮することがないよう、予算と治療内容のバランスを冷静に見極めましょう。
術後の痛みや腫れが生じる
手術当日から数日間は、麻酔が切れるとともに患部の痛みや、ズキズキとした腫れが生じるのが一般的です。
処方された痛み止めを服用すれば落ち着く程度ですが、人によっては夜間の勃起時に強い痛みを感じて目が覚めてしまうこともあります。
飲酒や激しい運動を術後すぐに行うと腫れが悪化するため、医師の指示を守り安静に過ごすようにしましょう。
痛みのピークは通常2〜3日程度で落ち着くため、あらかじめ仕事の予定を調整しておくことをおすすめします。
編集部
術後の痛みは「痛み止め」でコントロール可能です。痛みに弱い方は、事前に予備の薬をもらえるか確認しておくとさらに安心ですよ。
感染症のリスクがある
稀なケースではありますが、術後の傷口から細菌が侵入し、化膿や炎症を引き起こす「感染症」のリスクはゼロではありません。
特に不衛生な手で患部を触ったり、自己判断で消毒を怠ったりすると、傷の治りが遅れる原因となってしまいます。
患部が異常に熱を持ったり、膿が出たりした場合は、すぐに手術を受けたクリニックへ連絡しましょう。
清潔な下着を着用し、医師から指示されたアフターケアの手順を毎日丁寧に行うことで、感染リスクは大幅に下げられます。
ダウンタイムが必要
包茎手術後は、傷口が完全に安定して通常の生活に戻れるまでに、一定の「ダウンタイム」が発生します。
シャワーや入浴の制限だけでなく、仕事の強度やスポーツの再開についても制限がかかるため、スケジュール管理が重要です。
無理に普段通りの活動を再開すると傷口が開く恐れがあるため、体の回復を最優先に考えましょう。
術後の約1ヶ月間は激しい動きを控え、心身ともに余裕を持てる時期を選んで手術を受けるのが理想的です。
編集部
特にデスクワーク以外の方は、数日間しっかり休める連休などを活用して手術を計画することをおすすめします。
効果に個人差がある
手術によって得られる「自信」や「早漏の改善」といった副次的な効果には、どうしても個人差が生じます。
皮が剥けるという物理的な変化は確実ですが、それによって悩みのすべてが即座に解決するわけではないことを理解しておくべきです。
過度な期待を抱きすぎると術後の変化に戸惑うこともあるため、まずは衛生面の向上を第一の目的と考えましょう。
自分のライフスタイルや体質に合わせて、手術がどのようなプラスの影響を与えるか、現実的な視点で検討してみてください。
包茎の種類とそれぞれのリスク|真性・仮性・カントン

包茎には大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ健康への影響や手術の緊急性が異なります。
自分の包茎がどの種類に該当するのかを正しく把握することは、適切な治療時期を逃さないために極めて重要です。
医学的なリスクを正しく理解し、放置して悪化させる前に専門医への相談を検討しましょう。
真性包茎の特徴とリスク
真性包茎の特徴
- 包皮の出口が狭すぎて亀頭が全く顔を出さない
- 包皮の内側を洗えず慢性的に不衛生になりやすい
- 勃起時に包皮が強く締め付けられ痛みを感じる
真性包茎は、包皮の口が非常に狭かったり、包皮と亀頭が癒着していたりすることで、平常時も勃起時も全く亀頭を露出できない状態を指します。
自力で剥くことが不可能なため、包皮の内側に恥垢が溜まりやすく、不衛生な状態が続くことで強い臭いや炎症を引き起こします。
放置すると亀頭包皮炎を繰り返すだけでなく、性交痛や不妊の原因にもなりかねないため、積極的な治療が推奨される状態です。
清潔な状態を保ち、将来的な病気のリスクを回避するためにも、まずはクリニックを受診して状態を確認しましょう。
仮性包茎は手術が必要ない場合も
仮性包茎の特徴
- 自分で痛みなく簡単に亀頭を出すことができる
- 勃起した際に自然に剥ける場合と手を使わないと剥けない場合がある
- 日々の洗浄が可能なので真性包茎ほど炎症のリスクは高くない
仮性包茎は、平常時は亀頭が包皮に覆われていますが、手を使えばスムーズに剥いて亀頭を露出させることができる状態です。
医学的には「病気」ではないため、日常生活に支障がなく、本人に強い不満がなければ必ずしも手術を急ぐ必要はありません。
ただし、見た目のコンプレックスや、早漏、衛生面の不安から手術を選択する男性が多いのもこのタイプの特徴です。
自分にとって手術が本当に必要かどうか、見た目の理想とリスクを天秤にかけて慎重に判断しましょう。
カントン包茎は早急な治療が必要
カントン包茎の特徴
- 剥いた包皮が根元でドーナツ状に腫れて痛みが強い
- 剥きっぱなしにすると陰茎の血流が遮断される危険がある
- 普段から包皮の伸びが悪く露出させる際に抵抗を感じる
カントン包茎は、無理に包皮を剥いた際に狭い包皮の出口が亀頭の根元を強く締め付け、元に戻せなくなった状態です。
締め付けによって血流が阻害されるため、亀頭が激しく腫れ上がり、放置すると最悪の場合は組織が壊死してしまう恐れがあります。
戻らなくなった場合は一刻を争う緊急事態ですので、恥ずかしがらずにすぐ救急外来や専門医を頼ってください。
一度カントン状態を経験した方は再発のリスクが非常に高いため、根本的な解決として早急に手術を受けることを強くおすすめします。
手術方法ごとのデメリットを比較|環状切開法・亀頭直下法など

包茎手術には複数の術式があり、それぞれに特有のメリットがある一方でデメリットも存在します。
各術式が抱えるリスクやマイナス面を比較し、後悔のない選択をしましょう。
環状切開法のデメリット|傷跡が目立ちやすい
環状切開法のデメリット
- 傷跡が目立つ位置に残る
- ツートンカラーの状態になりやすい
- 縫合部がガタガタに見えるリスクがある
環状切開法は、陰茎の真ん中付近で余った包皮を切り取る、最も一般的な手術方法です。
最大のデメリットは、切開したラインが亀頭から離れた位置に来るため、傷跡がはっきりと目立ってしまう点にあります。
また、色の濃い外側の皮膚と淡い内側の皮膚が直接つながることで、不自然な色の段差(ツートンカラー)が生じやすいのも特徴です。
「手術したことが他人にバレたくない」という方には、審美的な不満が残りやすい術式と言わざるを得ません。
亀頭直下法のデメリット|費用が高額
亀頭直下法のデメリット
- 基本的には保険適用外となる
- 執刀医の技術力に依存する部分が大きい
- 環状切開法よりも高額
亀頭直下法は、亀頭のすぐ下の溝に沿って切開を行うため、傷跡が非常に目立ちにくくなる優れた術式です。
しかし、繊細なデザインと高度な縫合技術が求められるため、保険診療は適用されず、手術費用が高額になるというデメリットがあります。
予算が限られている方にとってはハードルが高く感じられるでしょう。
亀頭直下埋没法のデメリット|見た目は良いが高コスト
亀頭直下埋没法のデメリット
- 術式の中でも特に費用設定が高い
- 高度な技術を持つ専門医を探す手間がかかる
- 医師の技術力によってはお金を無駄にしかねない
亀頭直下埋没法は、傷跡を亀頭の段差部分(傘の下)に完全に隠してしまう、審美性を極限まで追求した手法です。
見た目の自然さは最高レベルですが、高い技術を要するため、包茎手術の中でもトップクラスにコストがかかる点が難点です。
「とにかく綺麗に治したい」という強い希望がない限り、金銭的な負担が大きなストレスになってしまう可能性があります。
また、医師の技術力が低いと「高いお金を払ったのに綺麗にならなかった」と感じることもあります。
そのため、亀頭直下埋没法を考えているなら、より慎重にクリニック選びをしましょう。
切らない手術のデメリット|効果が永続的でない
切らない手術のデメリット
- 数年以内に元に戻ってしまう可能性が高い
- 重度の真性包茎やカントン包茎には適応できず、効果が限定的である
- 糸で留めた部分に違和感が出たり、不自然な引きつれが生じたりすることがある
切らない手術(埋没法)は、医療用の糸で包皮を留めるだけで亀頭を露出させる、体への負担が少ない画期的な方法です。
しかし、物理的に余った皮膚を切り取っているわけではないため、時間が経つと糸が緩んだり外れたりして、元に戻ってしまうリスクが常に付きまといます。
あくまで一時的な矯正や軽度の仮性包茎向けの処置であり、根本的な治療を望む方には向かない方法です。
包茎手術で後悔する主な原因3つ|失敗例と対策

包茎手術は外科手術である以上、事前のリサーチやクリニック選びを怠ると、取り返しのつかない結果を招く恐れがあります。
後悔している方の多くは、技術面や費用面での確認が不十分なまま、流されるように契約してしまったという共通点があります。
どのような失敗が起こり得るのか、具体的な原因と対策を今のうちにしっかりと整理しておきましょう。
医師の技術力不足による失敗
包茎手術の成功は、担当する医師の経験値や繊細な手技に大きく依存しており、技術不足は「切りすぎ」や「縫合の乱れ」に直結します。
特に皮膚を切りすぎて勃起時に痛みが生じる失敗は、修正が非常に困難なため、最も警戒すべきリスクの一つです。
公式サイトで執刀医の経歴をチェックし、泌尿器科や形成外科の専門的なバックグラウンドを持つ医師を指名しましょう。
想定外の費用が発生するケース
「数万円でできる」という格安のネット広告を見て来院したものの、カウンセリングで次々と高額なオプションを追加されるトラブルが後を絶ちません。
「あなたの状態では基本プランは無理」「今日やらないと病気になる」といった不安を煽る勧誘により、数十万円の契約を迫られるケースです。
予算を大きく超えている場合は、その場ですぐに決断せず、毅然とした態度で断る勇気を持ちましょう。
編集部
カウンセリングへ行く前に、自分の予算の「上限」を決めておきましょう。少しでも不信感を抱いたら、一度持ち帰って家族や信頼できる友人に相談してください。
術後の見た目が不自然になる
手術自体の機能に問題がなくても、「ツートンカラー」や「ペリカン変形」といった見た目のいびつさが原因で後悔を抱くことがあります。
これはデザイン段階でのシミュレーション不足や、安易に傷跡の目立ちやすい術式を選んでしまったことによるミスマッチです。
見た目のコンプレックスを解消するための手術で、新たな見た目の悩みを抱えてしまっては本末転倒です。
症例写真を多く提示しているクリニックを選び、自分の理想に近い仕上がりを実現できる技術があるかどうかを確かめましょう。
包茎手術のメリットも理解する|デメリットとの比較

デメリットやリスクを正しく把握した後は、手術によって得られる確かな恩恵についても目を向けてみましょう。
リスクを最小限に抑えつつ得られるメリットが上回るかどうかを判断することが、納得のいく決断を下すための鍵となります。
具体的な以下4つのメリットを比較の参考にしてください。
臭いの軽減と清潔感の維持
包茎手術を受ける最大の利点の一つは、包皮の内側を常に乾燥した清潔な状態に保てるようになることです。
恥垢の蓄積がなくなるため、多くの男性を悩ませる独特の不快な臭いが劇的に軽減されます。
毎日の入浴で丁寧に洗う手間が省けるだけでなく、夏場の蒸れによる痒みや肌荒れからも解放されます。
日常的なストレスを減らし、清潔感のある健やかな状態を維持するために、手術は非常に有効な手段といえるでしょう。
性感染症などの病気予防
亀頭が常に露出することで細菌の繁殖が抑えられ、亀頭包皮炎や性感染症(STI)にかかるリスクを低減できます。
不衛生な包皮はウイルスや菌の温床になりやすいため、これを取り除くことは自分自身やパートナーの健康を守ることに直結します。
大切なパートナーへ細菌を移してしまう不安も解消され、より安心感のある豊かな生活を送れるようになるでしょう。
自分だけでなく相手へのマナーや思いやりとして、医学的なメリットを重視して手術を選ぶことも立派な選択肢です。
編集部
さまざまなところで、包茎手術が特定の感染症リスクを下げるいう研究結果が出ています。公衆衛生の観点からもメリットは大きいですよ。
ScienceDirect
早漏の改善が期待できる
包茎の状態では亀頭が常に包皮に保護されているため、外部の刺激に対して非常に敏感な「過敏性早漏」になりやすい傾向があります。
手術によって亀頭が日常的に下着と触れ合うようになると、徐々に刺激に慣れて過敏さが抑えられ、持続力の向上が期待できます。
すべての早漏が治るわけではありませんが、感度が正常化することで性生活の質が改善したと感じる方は非常に多いです。
これまで刺激に弱く悩んでいた方にとって、手術は機能面での自信を取り戻す大きな一歩になるはずです。
見た目のコンプレックス解消
包茎であることに劣等感を抱いている場合、手術によって得られる精神的な解放感は大きなメリットとなります。
温泉やサウナ、パートナーとの親密な場面において、人目を気にせず堂々と振る舞えるようになることで、性格まで前向きに変わることも珍しくありません。
外見の自信を深め、より積極的なライフスタイルを手に入れるために、勇気を持ってカウンセリングを受けてみましょう。
保険適用される包茎手術とは|条件とデメリット

包茎手術には健康保険が適用されるケースがありますが、すべての人が対象となるわけではありません。
また、保険診療が必ずしも良いというわけでもありません。
費用を抑えられるという利点だけでなく、それに伴う制限についても正しく理解し、自分に合った選択をしましょう。
保険適用される包茎の種類
包茎手術で保険が適用されるのは、医学的に治療が必要と判断される「真性包茎」と「カントン包茎」の2種類に限られます。
これらは排尿障害や激しい痛み、繰り返す炎症などの実害があるため、厚生労働省によって疾患として認められています。
手で剥くことができる「仮性包茎」は、見た目の改善が目的となるため、いかなる場合も保険診療の対象外です。
まずは自分が保険適用の条件を満たしているのか、お近くの泌尿器科を受診して正確な診断を受けましょう。
保険適用手術のデメリット|審美性は考慮されない
保険診療で行われる手術の目的は「亀頭を露出させて機能的な問題を解決すること」であり、見た目の美しさは優先されません。
そのため、傷跡が目立ちやすい術式が採用されることが多く、皮膚の色の差(ツートンカラー)が強く残るリスクがあります。
美容外科的な配慮や精密な縫合は期待できないため、仕上がりにこだわりたい方にとっては後悔の種になりかねません。
機能の回復だけでなく見た目も重視したいのであれば、最初から自由診療を検討することをおすすめします。
編集部
保険診療での手術後に「もっと綺麗に仕上げてほしかった」と他院で修正手術を受けると、結果的に高額になるケースもあるので注意しましょう。
自由診療との費用比較
保険診療の場合、約2万円から5万円程度と非常に安価に抑えることができます。
一方、自由診療の相場は10万円から50万円程度と大きく幅があります。
その分、高額な施術は傷跡を隠す高度な術式や丁寧なアフターケアが含まれているのがメリットです。
たとえ、医学的に治療が必要と判断される状態であっても、「安さ」を重視して保険を選ぶか、「一生モノの美しさ」を求めて自由診療を選ぶか、慎重に比較検討しましょう。
切らない包茎手術の特徴とデメリット|埋没法・糸固定

「メスを入れるのが怖い」という方にとって、切らない包茎手術は非常に魅力的な選択肢に映るかもしれません。
しかし、手軽さの裏には「持続性」や「適応範囲」に関する大きなデメリットが隠されています。
メリットとリスクの両面を冷静に比較してから決断しましょう。
切らない手術のメリット|傷跡が残らない
切らない包茎手術の最大の利点は、皮膚を切除しないため、術後に痛々しい傷跡が残らないことです。
医療用の特殊な糸で包皮を固定するだけなので、出血がほとんどなく、手術時間も10分〜20分程度と非常に短時間で済みます。
仕事や学校を休む必要がほとんどないため、周囲にバレずにこっそり治療を受けたい方には適した方法です。
ダウンタイムを極限まで短くし、体への負担を最小限に抑えたい方は、この術式を検討する価値があるでしょう。
効果が永続的でないリスク
切らない手術はあくまで糸の力で皮膚を留めているだけなので、時間の経過とともに元の状態に戻ってしまう可能性が高いです。
激しい運動や勃起時の強い負荷によって糸が緩んだり、皮膚が伸びたりすることで、効果が消失してしまうケースが一般的です。
「一生モノ」の治療ではないことを理解しておかないと、数年後に再手術を受けることになり、余計な費用がかさんでしまいます。
根本的な解決を望むのであれば、多少のダウンタイムがあっても「切る手術」を選択する方が、最終的な満足度は高くなります。
適用できる包茎の種類が限定される
この術式はすべての包茎に有効なわけではなく、基本的には軽度の仮性包茎の方のみが対象となります。
包皮の出口が狭い真性包茎やカントン包茎の場合、糸で留めるだけでは物理的に亀頭を露出させることができず、十分な効果が得られません。
無理に施術してもすぐに再発するリスクが高いため、自分の包茎タイプに合っているかを慎重に判断する必要があります。
編集部
切らない施術は根本的な解決にならないため、クリニックで勧められるケースも少ないです。
見た目が不自然になる可能性
皮膚を切り取らずに寄せて留めるため、糸で固定した部分に不自然な引きつれやシワが生じることがあります。
特に包皮が分厚い方や余っている量が多い方の場合、フォルムがいびつになったりするリスクが避けられません。
「剥けてはいるけれど形が不格好」という状態になってしまうと、結局は見た目のコンプレックスが解消されないまま終わってしまいます。
自然で美しい仕上がりを第一に考えるのであれば、皮膚を精密にトリミングできる切除法の方が確実です。
包茎手術で後悔しないためのクリニック選び

後悔のない包茎手術を実現するためには、広告の安さや知名度だけで判断せず、クリニックの質を自分の目で見極めることが不可欠です。
手術は一度受けるとやり直しが難しいため、事前にチェックすべきポイントを押さえておきましょう。
医師の経験と実績を確認する
執刀医がこれまでにどれだけの症例を手掛けてきたか、その経験値を確認することは手術の成功を左右する最重要事項です。
包茎手術は非常に繊細な技術を要するため、泌尿器科や形成外科の専門的なバックグラウンドを持つ医師であれば、機能と美しさの両立が期待できます。
公式サイトで医師のプロフィールが不明確なクリニックは、責任の所在が曖昧な可能性があるため注意しましょう。
事前に担当医の経歴を調べ、自分の体を安心して預けられるか厳しく判断してください。
カウンセリングで費用の内訳を聞く
包茎手術で発生する主な費用
- 手術代
- 麻酔代
- 処方薬・アフターケア代
金銭的なトラブルを避けるためには、提示された金額が「総額」であり、追加費用の発生がないかをカウンセリングで徹底的に確認しましょう。
「手術代」以外にも、麻酔の種類や術後の薬代、万が一の再診料などが含まれているかを知ることで、予算の超過を防げます。
納得いくまで内訳をチェックし、少しでも不透明な点があればその場での契約を控える勇気を持ちましょう。
症例写真を見せてもらう
言葉での説明だけでなく、その医師が実際に執刀した症例写真を提示してもらうことは、仕上がりをイメージする上で非常に有効です。
自分の包茎のタイプと似た症例がどのように改善されたかを確認することで、医師のセンスや縫合の丁寧さを客観的に判断できます。
症例写真の提示を拒む、あるいは他院の転用写真を使っているようなクリニックは、信頼性に欠けると判断すべきです。
自分が理想とする「自然な見た目」を叶えてくれる技術があるかどうか、厳しい目でチェックしましょう。
編集部
症例写真を見る際は、傷跡の位置だけでなく、突っ張りがないか、ツートンカラーの目立ち具合も意識してチェックしてみてください。
アフターケア体制を確認する
手術そのものが成功しても、術後の経過で不安が生じた際に迅速に対応してくれるサポート体制がなければ、安心は得られません。
24時間体制の相談窓口があるか、術後の再診料が無料かなど、具体的な保証内容を確認しておきましょう。
「手術が終わればそれまで」という無責任なクリニックを選んでしまうと、万が一のトラブルの際に放置される恐れがあります。
最後まで責任を持って寄り添ってくれるクリニックを選ぶことが、術後の精神的な安定にも繋がります。
包茎手術後の注意点とケア方法|ダウンタイム期間

手術そのものと同じくらい重要なのが、術後のダウンタイム期間における正しい過ごし方とセルフケアです。
傷口が完全に塞がり、日常生活に不安がなくなるまでの期間をどう過ごすかが、最終的な仕上がりの美しさを左右します。
ここからは、包茎手術後の注意点やケア方法について見ていきましょう。
術後の痛みへの対処法
術後の痛みへの対処法
- 医師の指示通り定期的に痛み止めを服用する
- 患部を保冷剤などで軽く冷やす
- 血行を促進させるような行為は避ける
麻酔が切れた後の痛みは、手術当日から数日間がピークとなりますが、処方される鎮痛剤を適切に服用することで十分にコントロール可能です。
特に夜間の無意識な勃起によって傷口が引っ張られ、痛みで目が覚めてしまうことがありますが、これも一時的な現象ですので安心してください。
飲酒や長時間の入浴、激しい運動は血行を促進させ、痛みや腫れを悪化させる直接的な原因となるため控えましょう。
痛みが強い場合は無理をせず、患部を刺激しないようなゆったりとした服装で過ごし、安静を心がけることが早期回復への近道です。
性行為を控える期間
手術によって縫い合わせた組織が安定し、激しい動きに耐えられるようになるまでには、最低でも4週間程度は性行為や自慰を一切控える必要があります。
この期間を待たずに刺激を与えてしまうと、傷口が開いたり、そこから細菌が入って重篤な感染症を引き起こしたりするリスクが高まります。
「見た目が治っているから大丈夫」という自己判断は極めて危険ですので、必ず医師の指示通りにしましょう。
パートナーがいる方は、あらかじめ手術のことや禁止期間について共有しておき、理解と協力を得ておくことが大切です。
傷口の感染予防
術後の傷口は非常にデリケートであり、細菌感染を防ぐために患部を清潔な状態に保つことが求められます。
特に汚れた手で直接傷口を触ることは厳禁です。
ケアを行う前には必ず石鹸で手をしっかりと洗う習慣をつけてください。
もし患部が異常に赤く腫れたり、膿が出てきたりした場合は、感染のサインですので直ちにクリニックへ連絡しましょう。
編集部
術後は包帯の交換など慣れない作業がありますが、ここでの丁寧なケアが「綺麗な傷跡」を作る最大のポイントになります。
抜糸が必要な場合の通院
術式や傷の状態によっては、後日「抜糸」のための通院が必要になる場合があります。
決められた通院日を守り、プロの手で適切に処置を受けることが、最終的な満足度を高めるための最後の仕上げとなります。
自然に溶ける糸を使用するクリニックもありますが、日帰りで通院の必要がないと「もう何をしても良い」「手術が終わったから自由」という意識から、ケアを怠ってしまうことも少なくありません。
「通院の際に先生に怒られないためにケアをしっかりする」という目的で、溶けない糸を選択するのも一つの手です。
よくある質問|包茎手術のデメリットについて

包茎手術を検討する際によく寄せられる、痛みや術後の経過に関する疑問をまとめました。
不安な点を事前に解消しておき、よりリラックスしてカウンセリングや施術に臨みましょう。
手術中に痛みはありますか?
局所麻酔を丁寧に行うため、術中に痛みを感じることはほとんどありません。
最初の麻酔注射がチクッとする程度ですので、痛みに弱い方も安心してください。
術後どのくらいで日常生活に戻れますか?
デスクワークなどは翌日から可能ですが、激しい運動は1~2週間程度控える必要があります。
無理をすると出血や腫れが悪化するため、数日間は安静を心がけましょう。
傷跡は完全に消えますか?
メスを入れる以上、傷跡が完全にゼロになることはありませんが、時間とともに目立たなくなります。
亀頭直下法などの高度な術式を選べば、他人にはほとんど気づかれないレベルに仕上がります。
感度が鈍くなるのは本当ですか?
亀頭が露出して粘膜が角質化することで、一時的に刺激に強くなったと感じる場合があります。
感度が鈍くなるというよりも、過敏さを抑えられるイメージです。
カウンセリング当日に手術できますか?
多くのクリニックで即日手術に対応しています。
ただし、手術後数日間は激しい動きを避けたいので、焦らずに仕事のスケジュールやリスクなどを考えて決めましょう。
まとめ

包茎手術には、衛生面の向上やコンプレックスの解消といった大きなメリットがあります。
しかし、手術痕や費用、ダウンタイムなどのデメリットも確実に存在します。
術後に後悔しないためには、リスクを正しく把握した上で、自分の理想とする仕上がりと予算に見合った術式を冷静に選択することが大切です。
信頼できる医師と入念なカウンセリングを行い、すべての疑問や不安を解消してから手術に臨むようにしましょう。

