【年代別】EDになりやすい年齢は?各年代における症状の特徴も

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公開日:2023年11月29日更新日:2023年11月29日

「歳をとるとEDのリスクが増すと聞くけど、具体的に何歳くらいからなりやすいんだろう?」と気になっている方もいるでしょう。


結論からいうと、EDは40代を境に増え始めることがわかっています。また年代によって、EDの発症原因が変わるのが特徴です。


本記事では年代別にEDの有病率や症状の特徴を解説します。

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この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田 淳英

【経歴】

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

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年代別のED有病率|40代を境にEDになる人が増加

年代別のED有病率

画像引用:ED診療ガイドライン

上記は、年代別のED有病率です。30代の有病率が10%に満たないのに対して、40代では20%弱、50代後半には40%に達しています。

EDの発症にはさまざまな原因がありますが、その一つが加齢です。40代を境にEDになる人が増加し、40歳以上の男性の3人に1人がEDだといわれています(※1)。

当院が実施した「30代以上の男性を対象とした勃起の衰えに関するアンケート」では、下記のような結果が出ています。

勃起力の衰えを感じ始めたのはいつ頃からですか?

「勃起力の衰えを感じ始めた年齢」は30代後半が最多となりました。30代から徐々に勃起力が衰え、40代になってEDを発症する男性が多いようです。

【医師からのコメント】

一般的には40歳ごろから身体の老化が徐々に始まってきますので、EDの有病率も増えると考えられます。

(※1 参考)日本臨床内科医会|ED(勃起障害)Q&A

年代別のEDの特徴

EDは年代によって下記のような特徴があります。

  • 20代:精神的な要因が多い
  • 30代:精神的な要因に加え、身体的な要因も加わりやすい
  • 40〜50代以降:加齢による影響が顕著になる

詳しく解説します。

【医師からのコメント】

EDは40歳ごろから発症する人が多いものの、若い人でも発症する可能性があり、注意が必要です。

実際に当院においても、中高年の方だけではなく20代や30代の方も多く来院されています。

20代:精神的な要因が多い

20代のEDは緊張やストレス、トラウマなどが原因となって発症する「心因性ED」が多いといわれています。

具体的には、以下のような要因によってEDを発症します。

  • 過去の性行為の失敗
  • 経験の少なさからくる焦り・緊張
  • 女性や女性器に対する苦手意識
  • 男性器へのコンプレックス
  • 性行為へのプレッシャー
  • 刺激の強い自慰行為の習慣化
  • 幼少期のトラウマ
  • 慢性的なストレス
  • うつ病や不安神経症などの精神疾患

20代は生活習慣病の発症率が少ないため、EDの原因が精神的な問題に絞られる傾向にあります。

20代のEDについて詳しく知りたい方は、下記の記事も読んでみましょう。

30代:精神的な要因に加え、身体的な要因も加わりやすい

30代は20代に引き続き「心因性ED」を発症するリスクがありますが、生活習慣病をはじめとする身体的な要因も加わりやすいのが特徴です。血管や神経の障害など、身体的な問題で発症するEDを「器質性ED」といいます。

器質性EDの原因には下記のようなものがあります。

  • 不健康な食事や運動不足による肥満
  • 糖尿病や高血圧などの慢性疾患
  • 加齢による男性ホルモン(テストステロン)の低下
  • 喫煙

30代はこれまでになかった身体的な不調が出やすい年代でもあります。

生活習慣病10疾患の年齢別有病者数(年間平均)【男性】

画像引用:全国健康保険協会|生活習慣病の罹患状況調べ(平成28年度)

上記のグラフを見ると、年代別の生活習慣病の有病者数は40代前半から一気に増えており、30代の時点で「生活習慣病の一歩手前」という男性は多いと推測できます。

勃起力の衰えを感じ始めた方は、生活習慣を見直す必要があります。

一方で心理面では、妊活や不妊治療へのプレッシャー、昇進による仕事のストレスの増加などが30代特有の問題といえます

30代の男性は、身体面と精神面のどちらもEDの原因になりえるのです。

30代のEDについてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

40〜50代以降:加齢による影響が顕著になる

40〜50代以降のEDは、身体的な問題で発症する「器質性ED」が多い傾向にあります。

器質性EDの原因は主に、血管や神経の障害です。とくにEDの原因として頻度が高いのは動脈硬化だといわれています(※1)。

動脈硬化が起こると、陰茎に十分な血液が送られず勃起できなくなるおそれがあります。

また、加齢によるテストステロン量の減少もED発症の原因の一つです。

テストステロンは勃起に関する機能を正常に保つ働きがあるホルモンで、年齢が上がるごとに分泌量が減少していく傾向があります。

男性ホルモン(テストステロン)の分泌量の変化

40代、50代のEDについては下記の記事でより詳しく解説しています。

(※1 参考)MSDマニュアル プロフェッショナル版|勃起障害


EDの主な症状

EDの主な症状は下記の通りです。

  • 勃起しない/しづらい
  • 勃起はするが、硬さが足りない
  • 挿入時は勃起しているが、途中で勃起が収まる(中折れ)
  • 朝立ちしない
  • 自慰行為だと勃起できるが、性行為になると勃起できない
  • パートナーに対してだけ勃たない

EDには「勃起しない」以外にも、多くの症状があります。例えば「勃起はするが、硬さが足りない」という状態でも、EDに該当します。

当院が実施したアンケートでは30代以降の約8割の男性が勃起力の衰えを実感している一方で、自分がEDだと思っている男性は15.8%でした。

勃起力の低下を感じている方は、自覚がなくてもEDを発症しているおそれがあります。

軽度のEDであれば生活習慣の改善などで治る可能性もあるため、放置せずに早めに対処することが大切です。

「勃起力が下がった」と感じる男性は早めにED治療を始めよう!

勃起力の低下を感じる場合は、重症化する前に早めにED治療を始めましょう。

ED治療では主に内服薬治療が行われます。性行為の30〜1時間ほど前に内服することで、勃起しやすくなります。

主なED治療薬は下記の3種類です。

バイアグラ

バイアグラ

レビトラ

レビトラ

シアリス

シアリス

特徴 世界的に知名度のあるED治療薬 即効性が高い 作用時間が長い
ジェネリックの名称 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
効果が現れるまでにかかる時間 30分~1時間 15分~30分 1~3時間
効果の持続時間 3~5時間 5~8時間 30~36時間
食事による影響 受けやすい
(空腹時の服用が推奨される)
やや受けにくい 受けにくい

EDは放置すると症状が進行するおそれがあるため、早めに治療を行うのがおすすめです。

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まとめ

EDは40代を境に発症率が増加し、40代以上の男性の3人に1人がEDといわれています。

30代以上の男性の多くが勃起力の低下を感じているようですが、もしかするとEDの前触れかもしれません。

「若い頃よりも勃起力が下がった」と感じる方は、早めに受診するのがおすすめです。

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