バイアグラとお酒は組み合わせても大丈夫?飲酒で副作用が強まる可能性は?

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更新日:2024年03月29日 公開日:2024年02月29日

この記事の監修者はユナイテッドクリニックの細田 淳英です。
バイアグラとお酒は組み合わせても大丈夫?飲酒で副作用が強まる可能性は?

「バイアグラとお酒は一緒に飲んでも大丈夫…?」


パートナーとお酒を楽しんだ流れで性行為に移行するシチュエーションは多いですよね。


薬とお酒を併用すると、何かしらの悪い作用につながるイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。


結論からいうと、バイアグラをお酒と組み合わせることは禁忌ではありませんが、過度な飲酒はNGとされています。


本記事では、バイアグラと飲酒の関係を紹介していきます。バイアグラとお酒を組み合わせてもよいのかどうか不安な方は、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田 淳英

【経歴】

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

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バイアグラとお酒は組み合わせても問題ないが、多量な飲酒はNG

バイアグラの有効成分である「シルデナフィル」とアルコールには医学的・化学的な相互作用は認められていません。よって、通常はバイアグラとお酒を組み合わせても問題ありません。

しかし、過度な飲酒前後にバイアグラを服用すると、以下のような弊害が生じます。

  • 弊害1:普段より酔いやすくなる
  • 弊害2:勃起力が落ち、本来得られずはずの効果が得られなくなる
  • 弊害3:低血圧の症状が強く出る

ひとつずつ解説していきます。

【医師からのコメント】

性行為前のアルコール摂取は、リラックス効果により緊張・不安を緩和できるものの、飲み過ぎると性的刺激が陰茎に伝わらず、結果としてバイアグラの効果が十分発揮できない可能性もあります。

弊害1:普段より酔いやすくなる

バイアグラの成分が体内にある状態で飲酒すると、いつもと同程度の飲酒であっても酔いやすくなる可能性があります。

バイアグラの有効成分である「シルデナフィル」には、陰茎の血管を拡張させる作用があります。血管が拡張した状態が維持されるとアルコールが体内を巡りやすくなり、酔いが回りやすくなるのです。

酔いが回りすぎた結果、性行為自体が難しくなってしまう恐れもあるため、バイアグラ服用時の飲酒量には注意すべきです。

弊害2:勃起力が落ち、本来得られずはずの効果が得られなくなる

過度に飲酒すると勃起力が低下し、バイアグラの効果を十分に得られなくなる可能性があります。

これは、アルコールがバイアグラの成分に作用しているわけではなく、アルコール自体に勃起力を低下させる作用があるためです。

男性は、脳から中枢神経を通じて陰茎へと性的興奮を伝達します。しかし、アルコールを摂取しすぎると中枢神経が麻痺し、勃起の指令が陰茎にうまく伝わらなくなります。

バイアグラには勃起を促進する作用がありますが、そもそも陰茎に対する指令が神経を通して伝わらなければ、勃起は起こりません。

過度の飲酒とバイアグラを組み合わせると、せっかく購入したバイアグラが無駄になってしまう可能性があります。

弊害3:低血圧の症状が強く出る

過度に飲酒した状態でバイアグラを服用すると、低血圧の症状が強く出てめまいやふらつきを引き起こす可能性があります

バイアグラとアルコールは共に血管を拡張させる作用を持っており、組み合わせにより低血圧の症状が強まる場合があるのです。

バイアグラの服用禁忌のひとつに「低血圧患者(最大血圧90mmHG未満、または最小血圧50mmHG未満)」(※1)があるため、低血圧の方はとくに注意が必要です。

自分が低血圧かどうか断定できない場合も、必ず医師に相談しましょう。

(※1 参考)VIATRIS|バイアグラ® 錠/バイアグラ® ODフィルムを 適正にご使用いただくために

適度な飲酒であればバイアグラとの組み合わせがプラスに働くことも

アルコールが性行為に与える影響

バイアグラと過度な飲酒の組み合わせは弊害を伴うと説明してきましたが、適度な飲酒であれば、性行為においてプラスに働く可能性があります。

アルコールにはリラックス作用があるためです。

EDは肉体面だけでなく、精神面の問題によっても引き起こされるといわれています。とくに性行為に対して不安や緊張がある場合は、適度な飲酒がプラスに働きやすいでしょう。

ただし、あくまで適度な飲酒に留めた場合に限り、過度な飲酒は勃起を妨げるため注意が必要です。

バイアグラの効果を保つための適度な飲酒量は?

適度な飲酒とはどの程度のものなのかイメージしにくいですよね。

結論からいうと、アルコールによる影響の受けやすさは個人差があるため、「何杯までなら大丈夫」という基準はありません

少なくとも顔色が変わる、ふらつきが出るといった状態まで飲酒するのは避けるべきです。

お酒に弱い自覚がある方は、バイアグラ服用時は飲酒を避けるのが無難です。

【医師からのコメント】

たとえバイアグラを服用したとしても、お酒を飲み過ぎるとお薬の効果が出にくくなります。「酔っ払った」と感じる一歩手前の量、具体的には普段の飲酒量の6割くらいに抑えておきましょう。

飲酒以外にも気をつけたいバイアグラ服用時のポイント

バイアグラ服用時は、飲酒以外にも気をつけるべきポイントがあります。

  • 空腹時に服用する
  • 油っぽい食事は避ける
  • コップ一杯程度の水かお湯と一緒に服用する

ひとつずつ解説していきます。

空腹時に服用する

バイアグラは空腹時に服用しましょう。

バイアグラは、腸から吸収される薬です。食後に服用すると腸に溜まった食べ物によって有効成分の吸収が妨げられてしまい、効果発現までに時間がかかってしまう可能性があります

食事による影響を検討する臨床試験では、食後にバイアグラを内服すると薬が吸収されるまでの時間が、空腹時よりも1.8時間遅くなったという結果が出ています(※2)。

食前なら30分〜1時間前、食後であれば2時間以上空けてから服用するのがおすすめです。

(※2 参考)ヴィアトリス製薬|バイアグラ錠25mg,50mg|バイアグラODフィルム25mg,50mg

油っぽい食事は避ける

空腹時の服用が難しい場合は、油っぽい食事は避けるようにしましょう。

揚げ物や中華料理などに含まれる脂質や油分は、バイアグラの有効成分の吸収を妨げます。

脂質や油分の分解には時間がかかるため、可能であれば服用予定がある日は避けるべきです。

バイアグラの服用予定がある日は、あっさり系の食べ物を中心としましょう。

コップ一杯程度の水かお湯と一緒に服用する

バイアグラを服用する際は、コップ1杯程度の水かお湯を用意しましょう。

一緒に摂取する水分が少なすぎると薬剤がしっかりと溶けず、成分の吸収が遅くなる可能性があるためです。

コップ1杯を一気に飲み干す必要はなく、一口目で薬を流し込んだら、あとは少しずつ飲んでいく形でも問題ありません。

なお、以下の飲み物でバイアグラを服用するのは避けてください。

飲み物 避けるべき理由
牛乳 脂肪分が多いため、有効成分の吸収が妨げられる
グレープフルーツジュース 薬の成分を分解する体内酵素の働きを弱め、副作用を増強する可能性がある

バイアグラは医療機関で処方してもらおう

飲酒を含め、バイアグラの服用にはさまざまな注意点があり、正しい服用方法を指導してもらわないと十分な効果が得られない可能性があります。

バイアグラを服用したい場合は、必ず医療機関で診察を受けましょう。

ユナイテッドクリニックは、オンライン診療(電話診療)にてバイアグラを処方しています。バイアグラの処方を検討している方は、ぜひ当院にご相談ください。

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