バイアグラを毎日服用しても大丈夫?飲み続けるメリットや注意点を解説

ED(勃起不全)かと思ったらお気軽にご相談ください!

  • 電話診療予約専用ダイヤル

  • 予約フォームで電話診療予約

公開日:2024年04月29日 更新日:2024年04月29日

バイアグラを毎日服用しても大丈夫?飲み続けるメリットや注意点を解説

「バイアグラは毎日続けて飲んでも大丈夫?」

「バイアグラを毎日飲めばEDが治る?」


このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


この記事では、バイアグラを毎日飲むことの安全性や注意点、毎日飲むことで得られるメリットについて解説しています。


最後まで読めば、バイアグラを正しく安全に使用する方法がわかります。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田 淳英

【経歴】

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院
全国対応

電話診療(オンライン診療)

ご来院の必要がなく、10分程度のお電話のみで、その場ですぐに処方を受けられます。
遠方の患者様も移動の時間や交通費が節約できます。
料金は、薬剤代金と郵送代のみで、その他の費用は一切かかりません。


10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送
(全国対応)

バイアグラは用法用量を守れば毎日飲んでも問題ない

バイアグラは用法用量(1日1回1錠まで)を守っていれば、毎日飲んでも問題ありません。

バイアグラの有効成分は24時間でほぼすべて体外へ排出され、毎日飲んでも蓄積しないからです。

バイアグラを7日間連続で投与した臨床試験では、投与から24時間後の血中濃度は試験期間を通してほぼ0に近い値となっています(※1)。

つまりバイアグラは体内に長期間留まることなく、毎日服用しても身体に蓄積されるリスクが低いことが証明されているのです。

(※1 参考)PMDA|バイアグラ添付文書

バイアグラを毎日飲むと効きにくくなるって本当?

バイアグラを毎日服用しても効果が弱まったり、効きにくくなったりすることはありません

臨床試験においても、7日間の連続投与では成分の最高血中濃度や消失半減期に変化が見られなかったと報告されています(※1)。

バイアグラは薬剤耐性(飲み続けると効きにくくなる)や身体依存性の報告もないため、バイアグラの効果が感じられなくなった場合は、別の原因の可能性が高いです。

たとえば、バイアグラの服用前に摂取した食事の影響や、加齢によるEDの悪化などが原因として考えられます。

バイアグラが効きにくくなった場合は服用方法を見直すか、別の薬への変更を医師に相談しましょう。

(※1 参考)PMDA|バイアグラ添付文書

バイアグラを毎日飲むメリットは?性行為を毎日する人以外は意味なし

バイアグラを毎日飲むメリットがあるのは、以下に当てはまる方です。

  • 性行為を毎日する方
  • 性行為の機会が不規則で、いつでも準備万端の状態にしておきたい方

上記に当てはまる方以外は、バイアグラを毎日服用するメリットはありません。定期的な服用でEDの根本改善を目指す薬ではなく、あくまで一時的に勃起を助ける薬だからです。

基本的には性行為のタイミングで飲む薬であり、目的もなく毎日飲む行為はただ出費が重なるだけです。

【医師からのコメント】

バイアグラは性行為の度に飲むのが理想的です。仮に毎日のように性行為が発生する状況なら、毎日服用したとしても問題はありません。

バイアグラを毎日飲むとEDは治る?根治治療は難しい

バイアグラを毎日飲んでも、原因が健康問題にある場合、EDを根本から治すことは難しいでしょう。バイアグラはあくまで、一時的に勃起を促す薬に過ぎないからです。

たとえば血管の動脈硬化がEDの原因となっている場合、バイアグラは性行為の際に勃起をサポートしてくれるものの、動脈硬化自体を治す効果はありません。

根本的な健康問題が解決しない限り、EDの症状も続く可能性が高いです。

一方で、不安や緊張など心理的な要因がEDの原因となっているケースでは、バイアグラによってEDを改善できる可能性があります。

バイアグラによって性行為を成功させることで、性行為に対する不安や緊張がなくなるためです。

【医師からのコメント】

心因性EDの原因が性行為に対する緊張によるものであれば、バイアグラの血管拡張作用によりスムーズな勃起が得られるでしょう。

性行為に対する自信が回復し緊張がなくなれば、薬に頼らなくてもよくなるケースもあります。

バイアグラを連日服用する際の注意点

バイアグラは基本的に毎日飲んでも問題ありませんが、連日服用する際は以下の点に注意してください。

  • 24時間以上空けてから次回分を服用する
  • 一回の用量は医師の指示に従う
  • 副作用が強い場合は使用を中断する

それぞれ詳しくみていきましょう。

24時間以上空けてから次回分を服用する

バイアグラは、前回の服用から必ず24時間以上空けて次を服用するようにしてください。

24時間空けずに再度服用すると、前回の分が体内に残った状態で服用するため、副作用が強く現れる可能性があります。

たとえば、夜にバイアグラを服用した次の朝に再度服用すると、体内には前日の服用分がまだ残っている可能性があります。

血圧の急低下によるめまいや失神など、深刻な副作用が現れる可能性もあるため、24時間の服用間隔は必ず守りましょう。

一回の用量は医師の指示に従う

医師に指示された用量を自己判断で変更したり、1回で2錠服用したりすると副作用のリスクが高まる可能性があります。

処方されるバイアグラの用量は、一人ひとりの健康状態や薬との相互作用などを考慮し、医師が慎重に決定しているからです。

バイアグラの基本用量は50mg/回です。

ただし、高齢者(65歳以上)の方や、肝臓や腎臓に問題のある方は薬の代謝に時間がかかるため、標準用量の50mgではなく低用量の25mgから開始することが推奨されています(※1)。

バイアグラを安全かつ効果的に使用するために、常に医師のアドバイスに従いましょう。

(※1 参考)PMDA|バイアグラ添付文書

副作用が強い場合は使用を中断する

バイアグラを連日使用していて強い副作用が現れた場合は、直ちに使用を中断し、医師に相談してください。

バイアグラの主な副作用は軽い頭痛や顔のほてりで、ほとんどは一時的です。しかし、稀に重度の頭痛や視覚障害、胸痛などの副作用が現れることがあります。

とくに胸痛は心血管系疾患のサインの可能性があるため、すぐに医師の診察を受けるべきです。

バイアグラの用法用量を守らないとどうなる?

バイアグラの用法用量を守らないと、一般的な副作用(頭痛やほてり)が強く現れるだけでなく、急激な血圧低下によって重篤な症状が現れる場合があります

バイアグラには血管拡張作用があり、用法用量を超えてバイアグラを服用すると、体内の薬剤濃度が想定以上に高まって血管を過剰に拡張させてしまうからです。

とくに心血管系疾患がある方は最悪の場合、心筋梗塞を引き起こす可能性もあります。

バイアグラを使用する際は医師の指示に従い、推奨された用法用量を厳守しましょう。

バイアグラと別のED治療薬の併用はNG

バイアグラと別のED治療薬の併用は避けるべきです。

バイアグラと別のED治療薬(レビトラ、シアリスなど)はいずれもPDE5阻害剤として同様の作用をもつため、短期間で重複して使用すると副作用が強く現れるリスクが高まります

ただし、効果が切れてから別の薬を服用することは可能です。

具体的には、バイアグラ・レビトラは前回の服用から24時間以上、シアリスは前回の服用から36時間以上空ければ、別のED治療薬を服用しても問題ありません。

まとめ

バイアグラは用法用量を守れば毎日服用できます。体内に薬が蓄積したり、耐性が付いて効きにくくなったりすることはありません。

ただし、性行為を毎日する方以外は、バイアグラを毎日飲むメリットはありません。

バイアグラはEDの症状を一時的に緩和するだけで、毎日飲んでもEDが治るわけではないことを理解しておきましょう。

10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送(全国対応)電話診療(オンライン診療)のご案内

ED(勃起不全)かと思ったらお気軽にご相談ください!

  • 電話診療予約専用ダイヤル

  • 予約フォームで電話診療予約

簡単診断!5つの質問に答えるだけ!

ED簡単セルフチェック