お酒を飲むと勃起できなくなる？性行為前のアルコールが勃起に与える影響を男性340名にアンケート調査

過度な飲酒は勃起力の低下を招く

性行為の前に多量のアルコールを摂取すると、一時的に勃起力が低下する可能性があります。アルコールが中枢神経の働きを鈍くし、性的刺激が脳から陰茎へと伝わりづらくなるためです。

勃起までに時間がかかる、硬さが不足するといった症状に加え、なかなか射精に至らなくなるケースもあります。

性行為の失敗を避けるためにも、性行為前の多量のアルコール摂取は避けるべきです。

公開日：2023年11月29日  更新日：2023年11月29日

お酒を飲むとEDになる？勃たない原因やアルコールによる影響

以上を踏まえ、アンケート調査の結果もみていきましょう。

約4割の男性が飲酒による勃起力低下を感じている

「変わらない」という回答がもっとも多いものの、「勃起力は下がる」という回答が4割近くを占めています。勃起力が低下するのはあくまで多量のアルコールを摂取したときであり、実際はその日に飲んだ量やアルコールへの耐性も影響してくるでしょう。

なお、アルコールにはリラックス作用があり、性行為への緊張や不安があるシチュエーションでは飲酒がプラスに働く場合もあります。もちろん飲みすぎないことが前提ですが、「勃起力は上がる」という回答が一定数あるのは、アルコールが持つリラックス作用によるものだと考えられます。

飲酒により射精に至るまでの時間が長くなる男性は約3割

こちらも「変わらない」という回答がもっとも多いものの、「長くなる」という回答が3割以上を占めます。適量のお酒であれば影響は出にくいものの、酔っ払いすぎると性的刺激が陰茎へと伝わりづらくなり、射精に至るまでの時間は長くなる可能性があります。

性行為のために飲酒量をコントロールするかどうかは人ぞれぞれ

性行為のために意図的に飲酒量を抑えるかどうかは、「その日の気分や状況による」という回答が最多でした。「抑える」「抑えない」の割合はほぼ半々で、人それぞれな部分が大きいといえます。

とはいえ前述のとおり、過度な飲酒が勃起を妨げるのは医学的にも明らかです。とくに勃起不足が原因で性行為に失敗した経験がある男性には、性行為前の過度な飲酒を避けることをおすすめします。

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