「妻だけED」に関するアンケート調査を実施 76.8%の男性が結婚してから勃起力の衰えを感じている

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公開日：2023年10月07日　更新日：2023年10月07日

「結婚してから、勃起力が衰えた気がする」「相手が妻だと、上手く勃起できない」といった悩みを抱える既婚男性は少なくないでしょう。

妻に対してだけ勃起できない、あるいは勃起力が弱まるといった状態は「妻だけED」と呼ばれます。

今回、既婚男性250名に対してアンケート調査を行ったところ、以下のことが分かりました。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田淳英

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【経歴】

平成15年3月帝京大学医学部卒業
平成15年5月帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月山王病院勤務
平成25年10月池袋ユナイテッドクリニック開院

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＜本調査で分かったこと＞

男性の76.8%が結婚後に勃起力の衰えを感じている
勃起力が衰えた原因・きっかけとして思い当たるのは「加齢による肉体面の衰え」が最多
9割以上の既婚男性が、性行為における勃起力を取り戻したいと考えている

＜調査の概要＞

調査方法：インターネットアンケート
調査期間：2023年9月4日～2023年9月11日
調査対象：勃起力の衰えに実感があるもののED治療を受けたことがない20〜60代男性260名

1 妻に対してのみ勃起力が弱まる状態もEDに該当します
2 男性の76.8%が結婚後に勃起力の衰えを感じている
3 勃起力が衰えた原因・きっかけとして思い当たるのは「加齢による肉体面の衰え」が最多
4 9割以上の既婚男性が、性行為における勃起力を取り戻したいと考えている
5 「妻だけED」はED治療薬で対策ができる
6 ユナイテッドクリニックについて

妻に対してのみ勃起力が弱まる状態もEDに該当します

妻に対しだけ勃起できない、あるいは勃起力が弱まるといった状態は、「心因性ED」に該当します。

心因性EDとは、精神的・心理的な要因によってEDが起こっている状態です。

妻に対してのみ心因性EDが発生している状態は「妻だけED」と呼ばれることもあり、以下のような問題によって本来の性的刺激を得られなくなっています。

妊活等で性行為が義務化してきた
妻との性行為がマンネリ化してきた
妻に対して性的魅力を感じなくなった
妻が自分を受け入れてくれなくなった

妻だけEDには、別の異性や自慰行為の場合は通常通り勃起できるという特徴もあります。

なお、EDと判定されるのは「全く勃起できない」という状態だけではありません。「勃起を維持できない」「硬さが不足する」などの状態もEDに該当します（※）。

※参考：日本性機能学会／日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン」

（ユナイテッドクリニック細田淳英医師より）

当院でも、妻との性行為に問題を抱えている患者さまは非常に多い印象があります。

妻だけEDによって夫婦生活に亀裂が入ってしまうケースもあり、奥様に連れられて夫婦同伴で当院を受診した患者さまも過去何人かいらっしゃいました。

男性の76.8%が結婚後に勃起力の衰えを感じている

4人に1人以上が結婚してから勃起力の衰えを実感しており、その割合は年代が上がるごとに増えていきます。

もちろん、勃起力が衰える原因は妻だけED（心因性ED）によるものだけではありませんが、結婚してから年月が経てば経つほど妻だけEDのリスクは増すと考えられます。

勃起力が衰えた原因・きっかけとして思い当たるのは「加齢による肉体面の衰え」が最多

結婚後に勃起力が衰えた原因・きっかけについて、もっとも思い当たるとされたのが「歳を重ねるごとに、肉体面が衰えてきたから」でした。

肉体面が原因で起こるEDは「器質性ED」と呼ばれ、心因性EDとは異なります。

ただし、多くの症例では器質性と心因性が同時に発生するとされています（※）。肉体面の衰えにパートナー間の問題が重なり、妻だけEDとなるケースは多いといえるでしょう。

※参考：日本性機能学会／日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン」

9割以上の既婚男性が、性行為における勃起力を取り戻したいと考えている

結婚後に勃起力の衰えを実感している男性のうち、9割以上が「勃起力を取り戻したい」と回答しました。

たとえ既婚だろうと、「いつまでの性行為を楽しめる身体でいたい」「男としてのバイタリティを維持したい」と考える男性は多いようです。

「妻だけED」はED治療薬で対策ができる

心因性EDに分類される妻だけEDですが、医療機関で処方されるED治療薬（PDE阻害薬）で対策できます。

もちろん、夫婦間の問題によって妻だけEDを発症しているのであれば、まずは話し合いや性行為の工夫が求められますが、ED治療薬は心因性EDに対しても服用が推奨されています（※）。

ED治療薬には陰茎の血流を増加させる効果があり、服用後30〜1時間程度（薬の種類による）で勃起しやすい状態となります。

過去の性行為の失敗がプレッシャーになっている場合も、ED治療薬を使って行為を成功させることで、自信を取り戻せるかもしれません。

※参考：日本性機能学会／日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン」

（ユナイテッドクリニック細田淳英医師より）

妻だけEDは心因性の要素が強いため、ED治療薬の服用をきっかけに症状が改善するケースも珍しくありません。

ED治療薬を使って自信を回復することができれば、症状の改善が見込めますし、円満な夫婦生活を取り戻すことができます。

妻だけEDに悩んでいる方はぜひ一度、ED治療薬を服用してみることをおすすめします。