海外のペニス増大サプリは効果ある？含まれる成分や飲むべきではない理由を解説

海外のペニス増大サプリは効果がない理由

ペニスの成長は20歳前後でほぼ終了し、それ以降はサイズに大きな変化はありません。

ペニスのサイズは主に遺伝によって決まるため、サプリメントや外的刺激で大きさを変えることは不可能です。

そもそも、サプリメントは栄養補給や健康維持を目的としたものであり、身体の構造や機能に直接的な影響を及ぼすことはありません。

つまり、ペニス増大を期待してサプリを摂取しても、期待するような効果は出ないということです。

【医師からのコメント】

ネット通販では「ペニス増大」を謳って販売されているサプリメントが存在します。

ただしサプリメントは治療薬ではなく栄養補助を目的としたものですので、服用してもペニスが増大することはありません。

海外のペニス増大サプリに含まれる成分

海外のペニス増大サプリに含まれる成分は以下のとおりです。

​これらの成分は、男性の性機能の維持や向上に役立つため摂取自体は推奨されています。

しかし、ペニスのサイズを増大させる効果はありません。​

上記の成分を含むサプリメントの摂取は、あくまでも性機能のサポートを目的とする場合に有用です。

アルギニン

アルギニンはアミノ酸の一種で、体内で一酸化窒素（NO）を生成するために重要な役割を果たします。

一酸化窒素は血管を広げる働きがあるため、血行が良くなることで勃起時に十分な血液がペニスに流れ込み、勃起力向上のサポートとなることがあります。

しかし、アルギニンにはペニスのサイズを増大させる作用はなく、あくまで血行促進とそれに伴う勃起力の向上にとどまります。

アルギニンを摂取したからといって、ペニスの大きさを変えることはできません。

シトルリン

シトルリンは、アルギニンと同様に血流を促進するアミノ酸です。メロンやきゅうりなどのウリ科植物に多く含まれています。

血管を広げ、血液の流れをスムーズにするため勃起機能をサポートしてくれますが、シトルリンにペニスのサイズを直接的に増大させる作用はありません。

あくまで勃起を助ける作用があるだけで、増大を目的に摂取しても効果はありません。

亜鉛

亜鉛は、体内で重要な役割を果たす必須ミネラルで、免疫機能や細胞の修復、ホルモンの合成に関与しています。

亜鉛には男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌を促す働きや、勃起機能をサポートする働きもあり、男性の健康にとって欠かせない成分です。

亜鉛を適切に摂取することで、性欲を維持したり、精子の生産量を増加させたりする効果が期待できますが、亜鉛にペニスのサイズを増大させる効果はありません。

亜鉛を含むサプリメントがペニス増大を謳っている場合もありますが、実際にはサイズに変化をもたらすことはないのです。

マカ

マカは南米アンデス地方で育つ植物で、根に栄養が豊富に含まれており、古くからエネルギーや体力回復を目的に使用されてきました。

マカの効果としては、性欲増進や精力の向上（※1）、疲労回復、ストレス軽減などが期待できるとされています。

マカは多くのメンズサプリに含まれていますが、マカがペニスのサイズを直接的に増大させることはありません。

性機能やエネルギーの改善に役立つことはあっても、サプリメントを摂取するだけでサイズが大きくなるわけではないことを理解しておくべきです。

（※1 参考）ResearchGate Logo｜Effect of Lepidium meyenii (MACA) on sexual desire and its absent relationship with serum testosterone levels in adult healthy men

トンカットアリ

トンカットアリは東南アジアに自生する植物で、その根から抽出される成分がサプリメントに使われています。

トンカットアリにはテストステロンの分泌を促進する作用があり、性欲の向上や体力増強、ストレス軽減などの効果が期待されています。

しかし、テストステロンの分泌が増えても、ペニスのサイズの増大にはつながりません。

性機能に良い影響を与えることはありますが、サイズを大きくする効果はないため、ペニス増大を期待して摂取するのは無意味です。

更新日：2024年10月27日 公開日：2024年10月27日

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海外のペニス増大サプリを購入・摂取するリスク

海外製のサプリメントは、重大な健康被害は報告されていないものの、製造元や品質管理が不透明な場合が多いです。

未承認の成分や危険な化学物質が含まれている場合もあり、思わぬ副作用や健康被害を招くリスクがあります。

そもそも、ペニス増大を謳う商品は薬機法に抵触しています。

薬機法では医薬品とサプリメントを明確に区別しており、医薬品は病気の治療や予防を目的とし、国からの厳しい審査と承認が必要です。

​一方、サプリメントは健康維持や栄養補給を目的とした食品であり、医薬品のような効果を謳うことはできません。

海外製のサプリメントは科学的根拠に基づいた効果がないことがほとんどで、無駄な出費になるだけでなく、健康被害を招くリスクがあるため安易に手を出すのはやめましょう。

ペニスを増大させる効果がある薬は存在しない

サプリメントだけでなく、医薬品においてもペニスを増大させる効果を持つ薬は存在しません。

前述の通り、ペニスの大きさは主に遺伝的な要素によって決まるため、内服薬でサイズが大きくなることはないのです。

仮にペニス増大を連想させるような薬が販売されていても、その効果は虚偽であり、使用すべきではありません。

ペニスのサイズに悩んでいる方は、医療機関に相談しましょう。

海外のペニス増大サプリに頼らず確実にペニスを大きくする方法

海外のペニス増大サプリに頼らずにペニスを大きくする方法としては、以下のようなものがあります。

それぞれ解説していきます。

手術を受ける

ペニスを大きくするには手術が有効です。例えば、体内に埋もれているペニスの余剰部分を引き出してペニスを物理的に長くする「長茎術」があります。

ただし、手術にはリスクが伴い、費用も高額です。また、靭帯を切る場合は勃起時の角度に影響が出ることもあります。

長茎術の他にも、ヒアルロン酸や自己脂肪注入による陰茎増大術もあり、クリニックごとに提供する手術方法やアプローチは異なるため、慎重に選ぶことが重要です。

どの方法を選ぶにしても、十分なカウンセリングと信頼できる医師を選ぶことが成功への鍵となります。

お腹まわりの脂肪を減らす

お腹まわりの脂肪を減らすことで、ペニス自体のサイズは変わりませんが、大きく見える場合があります。

脂肪に埋もれていた部分が露出し、ペニスがより目立つようになるためです。

体脂肪が多い男性の場合、ペニスが脂肪に埋もれてしまい、実際の長さが見えづらくなってしまいます。

特に、腹部や陰部周辺に脂肪が多いと、ペニスの根元部分が隠れてしまい、見た目が小さく見えます。

食事制限や運動で体脂肪を減らせば、脂肪に埋もれていた部分が露出するため、ペニス自体のサイズは変わらなくても見た目の長さが増すかもしれません。

ED治療薬（バイアグラ等）とペニス増大の関係

ED治療薬は勃起機能を改善するために使われますが、ペニスのサイズを大きくすることはありません。

勃起力が低下している場合、ED治療薬を使うと勃起時に通常より多くの血液がペニスに流れ込みます。一時的にペニスが大きくなったように感じることがありますが、実際のサイズが変わるわけではありません。

ED治療薬はあくまで勃起力をサポートするものであり、ペニスを永続的に増大させる効果はないと理解しておくことが重要です。

加齢による勃起力の低下で、勃起してもさほど大きくならないという場合ならED治療薬は有効ですので、心当たりのある方はユナイテッドクリニックまでお気軽にご相談ください。

まとめ

海外のペニス増大サプリでペニスを大きくすることはできません。

ペニスを大きくしたい場合は、手術を受けることや脂肪を減らすことが一つの方法です。

勃起力が低下している場合は、ED治療薬を使うことで一時的にペニスの存在感が増し、大きくなったように感じることもあります。

ユナイテッドクリニックではオンライン診療を無料で実施しているため、EDが疑われる方や、ED治療薬を検討中の方はお気軽にご相談ください。