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スローセックスとは?やり方や時間、注意点を解説【医師監修】

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更新日:2026年02月19日 公開日:2024年09月28日

この記事の監修者はユナイテッドクリニックの細田 淳英です。
スローセックスとは?やり方や時間、注意点を解説【医師監修】

スローセックスとは、射精やオーガズムをゴールに急ぐのではなく、触れ合いや呼吸、感覚の変化を丁寧に味わいながらゆっくりと時間をかけて行うセックスのことです。


前戯を長めに取り、キスやハグ、優しいタッチを重ねながら相手の反応を確かめ合うことで、安心感や幸福感をじっくりと高めていきます。「一度試してみたい」と感じている方もいるのではないでしょうか。


本記事では、スローセックスの定義や方法、メリットなどについてまとめました。


スローセックスの注意点についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
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経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

スローセックスとは?精神面の繋がりに重きを置いた性行為


スローセックスとは、その名の通り、通常よりもゆっくりと行うセックスのことです。

アダム徳永氏の書籍「スローセックス実践入門 : 真実の愛を育むために(講談社+α新書)」がベストセラーとなったことでその名前が広がりました。

スローセックスはゆっくりと時間をかけ、肉体面だけでなく、精神面の繋がりも深めることを目的とするセックスであるため、愛を再確認したいカップルや夫婦に特におすすめです。

スローセックスの定義

アダム徳永氏が提唱しているスローセックスの定義は下記の8つです。(※1)

  • セックスは神様からの最高のプレゼントであり、崇高で尊厳ある行為。それを実践するもの
  • 愛と性エネルギーを交流させ、人生に喜びと幸福をもたらすもの
  • セックスは男女の究極的な芸術表現。豊かな感性を育み感受性を育てるもの
  • 最高のエクスタシーを体感し、最高の喜びを共有し合うもの
  • 前戯15分・交接5分のセックス、欲望の処理を目的としたセックス、相手を無視した自分勝手なセックス、これらを「ジャンクセックス」と呼び、その対極をなすもの
  • 感じているふり・イッたふりなど一切しなくていい、ただ快感に酔いしれる行為
  • イクことは結果でしかない。イクこと・イカせることを目的とせず、セックスの行為そのものを、時間を忘れて満喫するもの
  • 正しい性知識を学び、そのテクニックをマスターしてはじめて実現できるもの

時間にとらわれず、お互いをいたわりながら肌を重ねる時間を楽しむスローセックスは、オーガズムに達することに固執していません。

時間をかけて“感じる”を楽しむため、今までにない快感と幸福感に包まれます。

スローセックスのやり方

スローセックスに「絶対にこうしないといけない」という決まりはありませんが、主な流れとしては以下のとおりです。

  • 雰囲気作り:お互いの心をほぐすための時間を作る
  • 前戯:全身に対して時間をかけて行う
  • 挿入:ゆっくりと動くことを意識する
  • 射精後:身体と気持ちの触れ合いを楽しむ

順番にチェックしていきましょう。

雰囲気作り:お互いの心をほぐすための時間を作る

最初に意識したいのは、落ち着いて過ごせる空間づくりです。

部屋の明るさを控えめにし、やわらかな光に包まれる環境を整えると、視覚的な刺激が減りリラックスしやすくなります。

好きな香りをほのかに漂わせるのも一つの方法で、五感を通して安心感を高める効果が期待できます。

次に大切なのが、相手と向き合う姿勢です。テレビやスマートフォンなどの外部からの刺激を遮断し、「今この時間を一緒に過ごす」という意識を共有します。日常の延長線ではなく、特別なひとときをつくる意識が必要です。

さらに、軽く肩や背中に触れてみるのもよいでしょう。ゆったりとしたリズムで触れることで、触覚を通じた信頼感が育まれます。こうした準備の積み重ねが、深い満足感につながっていきます。

前戯:全身に対して時間をかけて行う

丁寧に時間をたっぷりかけて全身を愛撫するのがスローセックスの鉄則です。

すぐに性感帯を刺激するのではなく、全身を時間をかけて触っていきましょう。

ただし、同じ場所を一定のリズムで触るだけでは飽きてしまうため、強弱をつけつつ、全身を満遍なく刺激するのがポイントです。

相手をオーガズムに導くことを目的とする必要はありません。触れ合う時間を大事にして全身を愛撫すると、相手が段々と解放されてムードも良くなり、互いが心身ともに満たされるセックスの土台が整います。

参考までに、当院が実施したアンケートによると、男性が女性に対して行う前戯の時間は「10分」が最多でした。次いで多いのは20分です。

、男性が女性に対して行う前戯の時間

前戯の時間は特に決まっていませんが、いつもより時間をかけてあげましょう。

挿入:ゆっくりと動くことを意識する


挿入時はゆっくりと動かしましょう。挿入してすぐに動かすのではなく、最初はお互いの性器のフィット感を感じながら動かさないのもおすすめです。

挿入で心も身体も1つになるイメージでフィット感を十分に感じたら、スローモーションで動かすようにゆっくりと動きをつけます。

射精しそうになったら一旦動きを止めましょう。すぐに射精してしまいそうなら、前戯のフェーズに戻るのもアリです。

射精後:身体と気持ちの触れ合いを楽しむ


スローセックスでは、男性の射精をゴールとせず、その後も触れ合いを楽しみます。

男性は射精すると賢者タイムに突入しますが、女性と距離を置かないように配慮しましょう。

射精後も全身を触れ合わせたりキスをしたりしながらスキンシップをとり、身体と気持ちの触れ合いを楽しみます。

体力の回復を待ってから前戯〜挿入を繰り返し、愛を育むのもよいです。

スローセックスにおけるおすすめ体位

スローセックスにおすすめの3つの体位を紹介します。

  • 側位
  • 対面座位
  • 騎乗位

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

側位

側位は、スローセックスにおいて最もリラックスできる体位の一つです。身体を横たえたまま密着できるため、力を抜いて愛し合うことができ、肌の温もりをじっくり味わえます

とくにおすすめなのが、向かい合って横になる「前側位」です。顔を見ながら呼吸を合わせたり、背中をなでたりすることで、互いのぬくもりを強く感じられます。

おだやかな気持ちになれるため、眠る前などリラックスしたい時間にもおすすめです。

対面座位

対面座位はセックスを単なる快楽ではなく、心と心の通じ合いとして楽しみたいカップルにおすすめの体位です。顔を見合わせながら愛し合うことで、気持ちのつながりを強く感じられます。

対面座位は男性が足を伸ばして座り、その上に女性がまたがる形で行います。背筋を伸ばして座ることで自然と胸や腹部が密着し、ぬくもりを感じながら動けるのが特徴です。

また、対面座位は女性が主導しやすく、お互いに無理のない範囲で愛を深められます。動きはゆっくりでも、心の距離はぐっと縮まるのがこの体位の魅力です。

騎乗位

騎乗位は女性が主導権を握り、深さやリズムを自分の心地よいペースで調整できる体位です。

動きが激しい印象をお持ちの方も少なくありませんが、腰を軽く揺らすだけでも十分に快感が得られるため、過度な動きは必要ありません。

また、男性は女性の表情や仕草を目の前で感じられるため、視覚的な満足感も高く、二人の一体感が自然と深まります。

スローセックスのメリット

スローセックスには以下のようなメリットがあります。

  • 精神面での繋がりをより実感できる
  • 女性側をオーガズムに導ける可能性がある
  • 早漏やEDでも女性を満足させられる

順番にチェックしていきましょう。

精神面での繋がりをより実感できる

スローセックスは身体が触れ合う時間が長いため、愛を深めるきっかけとなります。

時間をかけてスキンシップを行い、さらにはじっくりと丁寧に愛撫し合うため、自然とお互いの愛を伝え合えるのです。

じわじわと性的なムードが高まったタイミングで、抱き合いながら愛を言葉で伝えたり、甘い言葉をささやき合ったりすると、さらに愛が深まります。

女性側をオーガズムに導ける可能性がある

スローセックスは、オーガズムに達しづらい女性でもオーガズムに導ける可能性があります。

スローセックスはオーガズムに達することをゴールとしていないものの、普段とは違った刺激によりオーガズムを得やすくなるのです。

オーガズムに達しづらい女性でも、時間をかけた愛撫で心と身体が満たされれば、段々と解放されて快感に集中できるようになり、感度も高まります。

セックスのマンネリ化を解消できる

スローセックスはセックスに新たな刺激を与え、マンネリ化した関係に変化をもたらすきっかけになる可能性があります。

動きやテクニックに頼るのではなく、触れ合いや呼吸、視線など、精神的なつながりを大切にする時間が増えることで、いつもとは違った感覚が生まれやすくなるからです。

たとえば、ゆっくりとした愛撫や目を見つめる時間が増えることで、二人の感覚が少しずつ研ぎ澄まされ、今までにないオーガズムを得られることもあります。

スローセックスを取り入れることで、惰性になりがちなセックスが再び新鮮なものとなり、パートナーとの関係が深まります。

早漏やEDでも女性を満足させられる

スローセックスはゆっくりと行為を進めるため、早漏がネックになりづらいです。

また、勃起が不十分でも、無理に挿入せず身体の触れ合いを楽しむだけでも相手を満足させられます。

精神面の繋がりに重きを置いたスローセックスは、挿入やピストンをメインとしないため、早漏やEDの方でもプレッシャーや焦りを感じる必要がありません。

スローセックスのデメリット

スローセックスにはメリットだけでなく、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。

  • 時間がかかる
  • 人によって合う・合わないがある

それぞれ、詳しくみていきましょう。

時間がかかる

スローセックスは、通常よりも前戯やコミュニケーションに時間を割くため、短時間で終えたいときには不向きです。

仕事や家事で疲れている日や、翌朝が早い日などは、途中で気持ちが焦ってしまうこともあるでしょう。

また、どちらか一方が忙しく、まとまった時間を確保できない場合は実践しにくい方法です。スローセックスは心身ともに余裕がある状態でこそ満足度が高まります。時間的なゆとりがなければ、かえって「長い」と感じてしまうでしょう。

時間を確保できる環境を整えることが、スローセックスを楽しむ前提条件といえます。

人によって合う・合わないがある

スローセックスはゆったりとした流れを大切にするスタイルですが、すべての人に合うとは限りません。性の好みや心地よいと感じるテンポは、人それぞれ異なるからです。

たとえば、情熱的で刺激の強いセックスを好む人にとっては、展開がゆっくりすぎると物足りなさを感じることもあります。また、「できるだけ早く挿入したい」「テンポよく進めたい」と考えるタイプの人には、待つ時間が長く感じられる可能性もあります。

パートナー間で求めるスタイルが大きく異なる場合、どちらか一方が我慢をしてしまうこともあるため注意が必要です。スローセックスは「正解」ではなく、あくまで選択肢の一つに過ぎません。

お互いの好みを話し合い、その日の気分や状況に合わせてスタイルを変える柔軟さが大切です。

スローセックスの注意点:お互いの気持ちを優先して行う

スローセックスは満足度の高い性行為であるものの、全ての男女に適したセックスではありません。

結果的に女性が「退屈」と感じる場合もあるかもしれないため注意が必要です。

スローセックスはお互いの満足度が高まってからこそ意味がある性行為です。

パートナーに受け入れてもらえるかどうか不安な場合は、「こういうものがある」とスローセックスを提案してから臨むとよいでしょう。

パートナーをスローセックスに誘いたい…何て伝えればいい?

パートナーにスローセックスを提案する際は、「もっとつながりを感じたい」「今より気持ちよくなれたら嬉しい」など、ポジティブな理由を伝えるのがポイントです。

特に理由もなく提案してしまうと、相手が「今のセックスに不満があるのでは?」と誤解してしまうことがあります。

今のセックスに満足していることを前提にしながら、「もっと大切にしたい」「もっと気持ちよくなりたい」と伝えることで、相手も前向きに受け取りやすくなります。

たとえば「最近ネットでスローセックスっていうのを見かけたんだけど」といったように、会話の中で軽く話題に出してみるのもおすすめです。

一方的に「やってみたい」と押しつけるのではなく、「ふたりでより心地よくなれたらうれしい」という気持ちを共有することで、提案がぐっと伝わりやすくなります。

スローセックスに関するよくある質問

スローセックスに関するよくある質問をまとめました。

Q.スローセックスは全部で何時間くらいかければいいですか?

スローセックスに「何時間が正解」という明確な決まりはありません。

スローセックスは「何時間かけるか」よりも「どれだけ丁寧に向き合えるか」が大切です。1〜2時間ゆっくり過ごす人もいれば、休日に半日以上かけて楽しむケースもあります。

その日の体調や予定に合わせて、無理のない時間で行うことがポイントです。

Q.スローセックスを提案したら変だと思われませんか?

提案の仕方次第です。

いきなり方法論として持ち出すと戸惑われることもありますが、「もっとゆっくり触れ合う時間を大事にしたいな」「今日は焦らずに楽しみたいな」といった伝え方であれば、自然に受け止めてもらいやすくなります。

大切なのは、相手を否定するニュアンスを含めないことです。「今までがよくなかった」という印象を与えるのではなく、「一緒に新しい楽しみ方を試してみたい」という前向きな提案にすることで、違和感はぐっと減ります。

Q.スローセックスとポリネシアンセックスは違いますか?

スローセックスとポリネシアンセックスは似ていますが、ニュアンスが少し異なります。

スローセックスは、ゆっくり進めて触れ合いを大切にするスタイルです。テンポを落とし、過程を楽しむことが中心になります。

ポリネシアンセックスは、より精神的な一体感や瞑想的なつながりを重視する考え方とされます。動きを抑え、深い結びつきを味わう点が特徴です。

まとめ

  • スローセックスは、オーガズムや射精を急がず、触れ合いや呼吸、感覚を丁寧に味わうスタイル
  • 前戯から挿入後までゆっくり進めることで、精神的なつながりや安心感を深めやすい
  • 女性の満足度向上やマンネリ解消、早漏・EDのプレッシャー軽減につながる可能性がある
  • 一方で時間がかかることや、好みによって合う・合わないがある点には注意が必要

スローセックスは特別なテクニックというより、「ゆっくり向き合う姿勢」を大切にする方法です。お互いの気持ちを尊重しながら、その日の体調や状況に合わせて取り入れることで、より満足度の高い時間を過ごせるでしょう。

「挿入後すぐに射精してしまう」「中折れしてしまう」など、男性器にまつわる悩みがある方は治療を検討してみましょう。

ユナイテッドクリニックでは、対面診療と電話診療を実施しています。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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(※1)アダム徳永「スローセックス実践入門 : 真実の愛を育むために(講談社+α新書)

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この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
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経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

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