「女性はセックスが好き？」をアンケート調査！400人に聞いた性事情

女性はセックスが好き？

｢性欲｣は3大欲求の1つとされていますが、「若い頃からセックスに関心がない」「出産を機にセックスに興味がなくなった」などの意見もよく聞くものです。

ずばり、セックスは好き？結果を見ていきましょう。

「セックスが好き」という女性は3人に1人程度

全体で見ると、「セックスが好き」と回答した女性は30%程度です。ただし、いいえが多いわけではなく、「どちらとも言えない」が約半数を占めます。

年代別で見ると、20代女性は「セックスが好き」と回答した方が多く、人数でいうと2人に1人程度です。

40代以降になると、セックスが好きな女性は5人に1人程度と、20代に比べるとかなり減少します。

セックスが気持ち良いかどうかは「相手やシチュエーションによる」が大多数

「セックスは気持ちよいと感じますか？」の問いに対しては、年代問わず「相手やシチュエーションによる」が大多数でした。

「いいえ」は少数派ではあるものの、10人に1人は相手やシチュエーションに関わらず気持ち良いとは思えないようです。

パートナーとの関係構築のためにセックスが重要だと考える女性が約7割

「パートナーと良好な関係を基くうえで、セックスは重要だと思いますか？」の問いでは、全体で見ると約7割が「はい」と回答しています。

セックスは親密さを育む行為であるため、重要視している女性が多いのでしょう。

また、年代が若いほど、パートナーと良好な関係を基くうえでセックスを重要視している傾向があり、20代と30代は75%を超えます。

40代、50代と年齢が上がるにつれてセックスの重要度は下がりますが、肉体的なつながりよりも精神的なつながりを優先するようになるのかもしれません。

実際に、「仲良し夫婦またはカップルだけどセックスレス」というケースも珍しくありません。

女性がセックスに求めるものとは？

セックスはお互いの愛情を確かめ合う行為ですが、女性はセックスに何を求めているのでしょうか？

もっとも満足度が高まるのは挿入中とは限らない

「セックスにおいて、心身の満足度がもっとも高まるタイミングは以下のうちどれですか？」の問いに対し、全体で見ると「挿入中」が30%程度です。

「開始前のスキンシップ」「前戯中」「終わった後のスキンシップやピロートーク」もそれぞれ20%を超える結果となりました。

僅かな差ではありますが、20代と30代はどちらかというと挿入中の満足度が高めで、40代と50代は前戯の満足度が高めです。

前戯の長さや内容によって挿入中の気持ち良さが変わる女性が7割以上

「前戯の長さや内容によって挿入中の気持ちよさは変わると感じますか？」の問いでは、どの年代でも「はい」が7割を超えています。

「いいえ」は全体のわずか5%で、前戯の重要さが伺えます。

そもそも前戯は、性交でオーガズムを得やすくするための助けとなる行為です。

女性の場合、前戯で精神的にも肉体的にも興奮したほうが、挿入中にオーガズムを得やすいといわれています。

男性器の硬さで満足度が変わる女性が7割以上

「男性器の硬さで性行為の満足度は変わると思いますか？」の問いでは、全体の7割以上が「はい」と回答しています。

硬さで満足度が変わると考える女性が多い一方、男性は加齢とともに勃起力が落ちるのも事実です。

男性が性行為で女性を満足させたいのであれば、健康的な生活習慣で勃起力を維持することが不可欠です。

女性が理想とするセックスの頻度や長さは？

女性が理想とするセックスの頻度や長さ、理想の挿入時間についても調査してみました。

理想の頻度は「週1回」が最多

理想のセックスの頻度は、全体で「週1回」「月2〜3回」の回答が多いです。

週1回以上と回答している割合は20代が多く、若い女性は高頻度を求める傾向が見られます。

若くて体力のある20代は「週2〜3回」の回答も20%以上ありますが、毎日のようにセックスをしたいと思う女性は少数派でした。

行為全体の理想の長さは「30分〜1時間程度」が最多

理想のセックスの長さは「30分〜1時間程度」が最多で、ついで多いのが「20分程度」という結果でした。1時間以上を求める割合は少ないです。

20代と30代は10分以内の短いセックスに物足りなさを感じるようですが、40代と50代では10分以内でも満足する方が増えています。

理想の挿入時間は「10分程度」が最多

理想の挿入時間は、全年代で「10分程度」が40%程度と最多でした。

「5分程度」の回答も全年代で25%以上、「3分程度」の回答も全年代で10%という結果となり、挿入時間は長ければ長い方がよいというわけではないようです。

セックス中に女性は痛いと感じる？

セックス中に「いつも痛い」と感じる女性は少数ですが、「たまに痛い」と感じる女性が60%以上と最多です。

痛みを感じない女性は3人に1人程度の割合で、「いつも痛い」もしくは「たまに痛い」と感じる女性が3人に2人程度という結果になりました。

セックス中に痛みを生じる理由としては、以下のような要因が考えられます。

膣に関しては、生まれつき膣が狭い場合もあれば、ストレスや緊張、ホルモンバランスの変化で膣が萎縮することもあります。膣が萎縮した結果、性交痛を感じるのです。

また、自身の体質にかかわらずパートナーのセックスの進め方によって痛みが変わってくる場合もあるため、満足のいくセックスを実現するには相互の理解が欠かせません。

まとめ

「セックスが好き」という女性は3人に1人程度です。

全体で見ると「どちらとも言えない」が約半数を占め、女性のセックスの満足度はセックスの内容やパートナーの勃起時の硬さ、時間などによって大きく変わることがわかりました。

また、約7割の女性が「パートナーと良好な関係を基くうえでセックスが重要」と考えており、女性にとってセックスとは、単に快感を得るためだけのものではないようです。

「セックスはパートナーと愛情を確かめあえる大切なスキンシップの一つである」という認識をお互いが持てれば、パートナーとの絆も深まるでしょう。