EDの悩みはどこに相談すればいい？電話で相談する方法も紹介

EDの悩みの相談先

EDは、勃起に関わる神経や血管に問題が生じているケースが多いため、泌尿器科もしくはED治療クリニックに相談しましょう。

泌尿器科

泌尿器科は尿路疾患や生殖器系について診療を行う科です。

腎臓や膀胱、尿道など尿の生成・排尿に関係する器官をはじめ、精巣・陰茎・前立腺など男性特有の器官に関する病気も扱います。

EDは生殖器系の疾患なので、基本的には泌尿器科で診てもらえます。EDの悩みを相談したい場合は、泌尿器科がある病院を受診しましょう。

複数の診療科目がある総合病院の場合は、受付で「泌尿器科を受診したい」と伝えます。

ED治療クリニック

ED治療クリニックは、泌尿器科と違ってEDに特化しているため、問診から治療までがスムーズです。受付でEDというワードを出す必要もありません。

在籍する医師は日々患者からEDに関する相談を聞いているため、人に相談しづらい悩みにも寄り添ってくれます。

ED治療クリニックの多くはオンライン診療に対応しているのも特徴です。

スマホ1つで相談から薬の処方までを完結できるため、対面診療に抵抗がある方は、オンライン診療に対応しているED治療クリニックに相談しましょう。

EDの診察では何をする？相談の流れ

ここからは、クリニックでEDの悩みを相談する場合の流れについて見ていきましょう。

それぞれ相談の流れを解説していきます。

対面診療の場合

対面診療で相談する場合は以下のような流れです。

予約日にクリニックまで足を運んだら、受付を済ませて問診票を記入します。

複数の診療科目がある総合病院を受診した場合は、泌尿器科を受診したい旨を伝えましょう。

順番が来たら、問診票の内容をもとに医師の診察があります。診察では、症状や現在服用中の薬の有無、持病などを聞かれます。

質問があれば、このタイミングで聞いておきましょう。

なお、診察で医師に男性器を見せることはないのでご安心ください。（男性器の形状がEDの原因になっているようなケースを除く）。

診察で治療の必要があると判断されればED治療薬が処方されるため、会計を済ませてED治療薬を受け取りましょう。

【医師からのコメント】

対面診療では医師が患者さまの様子を直接診察できるため得られる情報が多く、オンライン診療だと気が付きにくい状態の変化を確認できます。

また、対面診療はオンライン診療と異なりその場ですぐお薬が貰えるため、急いで使いたいときには便利ですし、お薬が郵送されることもないので家族にバレる心配もありません。

オンライン（電話）診療の場合

オンライン（電話）診療で相談する場合は以下のような流れです。

公式サイトからカウンセリングを予約したら、予約時間に通話が開始されます。

通話開始後は対面診療と同じく、症状や現在服用中の薬の有無、持病などを聞かれます。

電話によるカウンセリング・診察にかかる時間はクリニックによって異なりますが、おおむね10〜20分程度です。

ED治療薬を処方してもらう場合は、郵送先の住所や郵送希望日の確認があります。その後、自宅へと薬が郵送されてくるため、指定された方法で服用を開始します。

【医師からのコメント】

電話等の通信機器を用い、待ち時間なく自宅にいながら診療が受けられるのがオンライン診療の特徴です。

初回だけでなく2回目以降も通院の必要がありませんので、仕事が忙しい方や遠方の方でも気軽に利用することができます。

EDの悩み相談にかかる費用｜0円〜2,000円程度＋薬代

クリニックでEDの悩みを相談する際にかかる費用は、初診料・カウンセリング料として0〜2,000円程度です。

ED治療は自由診療なので、初診料やカウンセリング料はクリニック側が自由に設定できます。

ED治療クリニックは初診料やカウンセリング料が無料となっているところもあり、費用をかけずに相談できるのでおすすめです。

また、EDの悩みを相談したうえで薬の処方が必要な場合は、別途薬代がかかることも頭に入れておきましょう。

ED治療薬で代表的なバイアグラ・レビトラ・シアリスの費用相場は以下のとおりです。

治療費を抑えたい場合はジェネリックを検討してみてください。

更新日：2024年10月02日 公開日：2023年08月31日

ED治療にかかる費用は？薬や手術などそれぞれの平均治療費を紹介

EDの原因によっては他の科目の受診も必要

EDの原因は多岐にわたります。生活習慣病や精神的な問題が原因となっている場合は、泌尿器科やED治療クリニックだけでなく、他の科目の受診も必要です。

順番にチェックしていきましょう。

生活習慣病に起因する場合：内科や循環器科

EDの症状がありつつ、健康診断で生活習慣病を指摘された方や各種検査で異常が見つかった方は、内科や循環器科を受診しましょう。

動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などはEDの原因となる（※1）ためです。

ED治療薬は泌尿器科やED治療クリニックで処方を受けられますが、薬はあくまで一時的に勃起をサポートするためなものなので、生活習慣病の治療も並行して実施しましょう。

更新日：2023年11月29日 公開日：2023年11月29日

器質性EDとは？症状や原因、治療方法を解説

（※1 参考）日本性機能学会／日本泌尿器科学会｜ED診療ガイドライン

精神的な問題に起因する場合：精神科や心療内科

精神的・心理的な問題で勃起できない状態を心因性EDといいます。心因性EDの場合、ED治療薬の使用に加え、心理療法の並行実施が強く推奨されます（※1）。

例えば、過去の性行為の失敗や性行為へのプレッシャー（不妊治療、妊活）などが心因性EDを引き起こす原因です。

また、心因性EDは性に対する精神的・心理的な問題に限らず、日常の不安やストレスの蓄積でも生じる可能性があるため注意が必要です。

心因性EDにもED治療薬は有効（※1）ですが、根本原因の解決にカウンセリングが必要な場合もあります。

精神的・心理的な問題に心当たりがあるなら、精神科や心療内科に相談してみましょう。

更新日：2024年10月01日 公開日：2023年04月06日

心因性EDになったらどうすればいい？原因や治し方、緊張や不安で勃たないときの対処法を解説

（※1 参考）日本性機能学会／日本泌尿器科学会｜ED診療ガイドライン

ED相談に関するよくある質問

最後に、ED相談に関するよくある質問に回答していきます。

Q.EDの治療は保険適用ですか？

不妊治療をしている方に限り保険が適用されます（複数の条件あり）。それ以外の場合は自由診療となり、保険は適用されません。

更新日：2023年11月17日 公開日：2023年08月31日

ED治療は保険適用で受けられる？条件や自己負担の費用相場を解説

Q.近くに泌尿器科やED治療クリニックがない場合はどうすればいいですか？

スマホ1つで相談から薬の処方までを完結できるオンライン診療がおすすめです。気軽に相談から始めてみてください。

Q.EDの相談をしたい場合、病院やクリニックの受付で何と言えばいいですか？

ED治療クリニックの場合は「予約していた◯◯です」と伝えるだけで大丈夫です。

他の科目もある場合は、「泌尿器科を受診したいのですが…」と受付で伝えてみましょう。

受付で「ED」というワードを出す必要はありません。渡される問診票に症状を記入し、順番を待ちましょう。

まとめ

EDの悩みは、泌尿器科やED治療クリニックに相談するのが一番です。医師に相談すれば、原因に応じた的確な対策やED治療薬がわかります。

ユナイテッドクリニックでは対面診療だけでなく、オンライン診療（電話診療）も無料で実施しています。勃起力の衰えを感じている方はお気軽にご相談ください。