童貞でもEDになる？「初体験で勃たなかった」を克服する方法を紹介

童貞でもEDになる？初体験で勃たない・射精できないこと自体は珍しくない

初めての性行為でうまく勃起できなかった場合、EDというより、精神的な問題で一時的に勃起が阻害された可能性が高いでしょう。

初めての性行為で勃起がうまくできない、または射精できないこと自体は、決して珍しいことではありません。

初体験は多くの男性にとって、興奮や緊張といった感情が入り混じる瞬間です。その中で一度や二度の失敗を経験することは、ごく一般的なことといえます。

しかし、何度も同様の症状が続く場合は、心因性EDの可能性が考えられます。心因性EDは身体的な原因ではなく、主に心理的な要因によって引き起こされるEDです。

初めての性体験で起こった勃起不足が繰り返し起こるようであれば、医師や専門家に相談することをおすすめします。

【医師からのコメント】

初めての性行為で勃起できなくても、それは慣れていないだけで、基本は経験を重ねることで解決できる問題です。

ただし、回数を重ねても症状の改善が見られない場合は心因性EDを疑うべきです。

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童貞でもEDの症状が出る原因には、主に以下が考えられます。

それぞれ、詳しくみていきましょう。

1.緊張やプレッシャー

初めての性行為や新しいパートナーとの性行為では、緊張やプレッシャーが高まり、勃起が起こりにくくなることがあります。

緊張やプレッシャーは、脳からペニスに向けて送られる勃起を促すための信号を妨げるためです。

正常な勃起にはリラックスが必要です。緊張やプレッシャーが高まると交感神経が活発に働き、リラックスが難しくなります。

【医師からのコメント】

緊張やプレッシャーは自律神経の乱れを誘発し、勃起を妨げます。

リラックスして性行為に臨めるようになるためには、回数や成功体験を重ねていくしかありません。

2.間違ったオナニー

過度な刺激や間違った方法で行うオナニーは、EDのリスクを高めると考えられています。

強い刺激に身体が慣れてしまい、現実の性行為では刺激が足りなくなってしまうからです。

とくに童貞のときから強い刺激に身体が慣れてしまうと、いざ性行為に臨んだ際に「思っていたよりも刺激が弱い」と感じてしまうケースもあるでしょう。

間違ったオナニーの例としては以下があります。

など

オナニーがEDの原因となっている場合は、オナニーの方法を見直したり頻度を減らしたりして、身体の感覚を正常に戻すことが必要です。

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3.性行為に対する過度の期待

童貞の男性にとって、性行為に対する期待感や妄想は非常に強いものです。

しかし、実際の性行為が期待していたものと異なると、理想と現実のギャップにショックを受け、EDになる場合があります。

童貞の男性はメディアからの情報や描写、友人間の話などの影響を受け、性行為について理想化されたイメージを形成してしまうケースが珍しくありません。

とくにアダルトビデオは、しばしば非現実的な側面を持っており、現実とは異なる過激な表現や描写が含まれています。

アダルトビデオは創作物であることや、現実とのギャップを理解することが大切です。

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初体験でうまく勃起できなかったら？次回に向けた対策

初体験で勃起できなかったり、うまく射精できなかったりすることは、多くの人にとって自然なことです。

「自分はEDだ」と落ち込むのではなく、次回に向けて対策を考えてみましょう。

それぞれ、詳しく解説していきます。

1.性行為を楽しむことだけに集中する

性行為に対する過度な期待やプレッシャーは、リラックスできない原因となります。パートナーとのコミュニケーションに焦点をあて、楽しむことを優先しましょう。

性行為が始まる前の愛撫やキス、言葉のやりとりを大切にしてみてください。これによってお互いの興奮が高まり、より自然な流れで性交に移行できます。

笑いや軽い雰囲気を取り入れ、堅苦しさを取り払うことも大切です。

2.性行為についての知識を深める

性行為についての知識を深めることで、緊張を軽減し、より自信を持って性行為に臨めます。

前戯や愛撫のテクニック、女性の性的な反応やオーガズムなどについての知識を深めましょう。

ただし、情報を得る際は信頼できる情報源を選ぶことが大切です。医師や性科学者、性教育者などの専門家が監修している情報源は、信頼性が高いといえます。

3.パートナーに悩みを打ち明ける

恥ずかしいと感じるかもしれませんが、パートナーと悩みを正直に話し合い、解決への第一歩を踏み出しましょう。

性行為に自信がないことをパートナーに正直に伝えることで、解決方法を一緒に考えられますし、自身の緊張やプレッシャーも軽減されます。

性的な悩みや問題は一人で抱え込む必要はありません。パートナーと協力し合いながら問題を解決することで、よりよい関係を築くことにもつながります。

4.深呼吸やマッサージでリラックスする

正常な勃起にはリラックスが欠かせません。

経験不足で緊張しやすい場合は、深呼吸やマッサージなどの方法で緊張を和らげることが大切です。

いざ本番になると余裕がないかもしれませんが、パートナーがシャワーを浴びている間に試してみるのもよいでしょう。

また、マッサージには骨盤周りの筋肉の緊張をほぐしたり、血行をよくしたりする効果も期待できます。

下半身の冷えや血流不足がEDの一因となっている場合もあるため、ED気味の方は鼠蹊部や骨盤周りを中心にマッサージしてみてください。

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5.ED治療薬を服用する

ED治療薬は陰茎への血流を増加させることで、勃起を促進する薬です。

ただし、薬を服用したからといって勝手に勃起するわけではなく、性的刺激がトリガーとなって初めて勃起が起こります。

ED治療薬は血管性のEDだけでなく、精神面に起因するEDにおいても治療の第一選択となっています（※1）。

緊張している場面でも、性的刺激があれば勃起が起こりやすくなるのです。

日本国内では以下の3種類のED治療薬が厚生労働省により承認されています。

【医師からのコメント】

心因性の要素が強い方に対して、バイアグラやレビトラ、シアリスといったED治療薬は非常に有効です。

ED治療薬がしっかりと勃起状態をキープしてくれますので、安心して性行為に集中できるでしょう。

（※1 参考）日本性機能学会／日本泌尿器科学会｜ED診療ガイドライン
（※2 参考）厚生労働省｜医薬品等を海外から購入しようとされる方へ 

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まとめ

初めての性行為での失敗はごく一般的なことです。緊張やプレッシャーから、多くの男性がうまく勃起できなかった、射精できなかったなどの失敗を経験します。

「この前まで童貞だったのに、いきなりEDになった」と落ち込む必要はありません。

次に失敗しないためにも

などの対策を講じましょう。

ただし、何度も同様の症状が続く場合は心因性EDの可能性があります。

性行為がうまくいかない状態が続く場合は、医師や専門家に相談することが大切です。