足ピンオナニーは危険って本当?やめたいときの改善方法も紹介

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更新日:2024年11月24日 公開日:2024年01月29日

この記事の監修者はユナイテッドクリニックの細田 淳英です。
足ピンオナニーは危険って本当?デメリットややめ方を解説

快感を得やすいことから、足を伸ばして行う「足ピンオナニー」が癖になっている男性は少なくありません。


しかし、足ピンオナニーは中折れや腟内射精障害を引き起こすリスクがあります。


可能であれば、今日からでも足ピンオナニーはやめるべきです。


本記事では、足ピンオナニーのデメリットややめ方について解説します。足ピンオナニーの癖がある方はぜひ最後まで読み、これから改善に取り組みましょう。

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この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長

細田 淳英

【経歴】

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

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足ピンオナニーとは|足をピンと伸ばした状態で行うオナニー

足ピンオナニーとは、足をピンと伸ばした状態で行う自慰行為のことです。

足を伸ばすことで勃起をサポートする骨盤底筋に力が入りやすくなるため、快感を得やすくなると言われています。

TENGAヘルスケアが15~64歳の男性を対象に実施した調査によると、8.6%の男性が普段から足ピンオナニーをしていると回答しました(※1)。

男性の10人に1人近くが普段から行なっており、足ピンオナニーをしているからといって「人より性癖が歪んでいる」「自分は異常な行動をしている」とまでは考えなくてもいいでしょう。

しかし、足ピンオナニーにはさまざまなデメリットがあるため、日常的に行うのは望ましくありません

(※1 参考)TENGAヘルスケア|オナニー国勢調査(全国男性自慰行為調査 2017)

足ピンオナニーをやめるべき理由

足ピンオナニーが癖になってしまうと以下のデメリットがあります。

  • 足ピン状態でしか射精できなくなる
  • 実際の性行為が物足りなくなる
  • 足をつる可能性がある

それぞれ、詳しくみていきましょう。

【医師からのコメント】

一時的な快楽が目的で足ピンオナニーが習慣になっているのであれば、デメリットが大きいのでやめるべきでしょう。

実際に診療を行なっていると、足ピンオナニーが原因でEDになってしまったという事例も見受けられます。

足ピン状態でしか射精できなくなる

足ピンオナニーを長く行っていると、足ピン状態でしか射精できなくなってしまう可能性があります。

足ピン状態は快感を得やすく射精に導きやすい体勢ですが、実際のセックスでは男性側が足を伸ばした体位が少ないです。

メジャーな体位では騎乗位くらいしかなく、正常位や後背位のような自分から腰を動かす体位では射精しにくくなります

普段のオナニーによって「射精=足ピン」と身体が認識してしまうと、膣内射精障害やEDの原因となるため注意が必要です。

実際の性行為が物足りなくなる

足ピンオナニーを続けていると、実際の性行為で女性の膣内の刺激が物足りなく感じてしまう可能性があります。

足ピンオナニーは刺激の強い自慰行為であり、長く続けることで身体が刺激に慣れてしまうからです。

性行為の物足りなさが不満やストレスとなり、心因性EDのリスクを高める可能性もあります。

足をつる可能性がある

足ピンオナニーを続けていると、自慰行為中に足をつる可能性があります。

筋肉が緊張し続けることで足に強い負担がかかり、筋肉の伸縮バランスが崩れてしまうからです。

オナニーの最中は一人であるため、突然足をつっても周囲に助けを求められません。

なお、足をつったときはつった箇所を手で擦るなどして温め、ゆっくりストレッチすると症状の軽減が期待できます。

足ピンオナニーをやめたいけどやめられないときは?改善するための3つのステップ

足ピンオナニーは一度癖になってしまうと、短期間で修正するのは難しいと言われています。

そのため、長期間かけて段階を踏みながら改善していくことが大切です。

足ピンオナニーがやめられないときは、次の3つのステップで改善を目指しましょう。

  • 射精が近くなったら足裏同士をくっつける
  • 片足だけ曲げた状態でオナニーする
  • 両膝を立てた状態でオナニーする

それぞれ、詳しく解説していきます。

1.射精が近くなったら足裏同士をくっつける

足ピンオナニーのやめ方STEP1

まずは、射精の直前だけ足ピンをやめることを意識しましょう。

いきなり足ピンオナニーを完全にやめようとしても、刺激が足りなくて射精にまで到達できず挫折しやすいからです。

具体的には射精が近いと感じたら、足裏同士をくっつけて強制的に足ピン状態を解除します。

この時、姿勢は寝ている状態でも身体を起こしている状態でも大丈夫です。重要なのは足の動きをコントロールすることです。

この方法を続け、足ピンを解除した状態で数回射精できるようになったら次のステップに進みましょう。

2.片脚だけ曲げた状態でオナニーする

足ピンオナニーのやめ方STEP2

次のステップとして、片脚だけ曲げた状態でのオナニーに挑戦します。

この際、もう片方の脚は自然な状態にしておき、必要に応じて軽く伸ばしたり、リラックスさせたりしても大丈夫です。

片脚だけ曲げることで、足ピンオナニーと通常オナニーの中間程度の刺激に慣れることが目的です。

射精が近いと感じたら、前のステップと同様に足裏同士をくっつけて足ピン状態を解除しましょう。

右脚だけ伸ばした状態、左脚だけ伸ばした状態それぞれで数回射精できるようになったら、最後のステップに進みます。

3.両膝を立てた状態でオナニーする

足ピンオナニーのやめ方STEP3

最後に、両膝を曲げた足ピン解除状態でのオナニーに挑戦します。

足ピンなしで射精できるまではベッドで仰向けになって行っても構いませんが、慣れてきたら椅子に深く腰掛けて行うオナニーや、あぐらの状態でのオナニーがおすすめです。

物理的に足ピンできない姿勢でオナニーすることで、無意識の足ピンを避けられます。

据え置き型のオナホールなどを使って、実際のセックスのように腰を振ってオナニーする方法もあります。

足ピン以外で射精障害やEDにつながる間違ったオナニー

以下の間違ったオナニー方法は刺激が強く、射精障害やEDのリスクを高めると言われています。

オナニー方法 説明
床や壁を使ったオナニー 刺激が強く、性器損傷や感染症のリスクがある。
強く握って行うオナニー 強い握り方に慣れると、実際の性行為での快感が減少する可能性がある。
長時間のオナニー 射精までの時間が長くなる可能性がある。炎症や出血にも注意が必要。
半勃起状態での射精 完全な勃起が難しくなり、射精障害が生じる可能性がある。

これらのオナニーが習慣となっている場合は、正しいオナニーを心がけることが大切です。

【医師からのコメント】

間違った自慰行為が癖になってしまうと、射精障害やEDを引き起こすリスクがあります。

足ピンオナニーが癖になると性行為の本番で失敗する可能性があるので注意しましょう。

オナニー自体のメリット (適度に行った場合)


足ピンオナニーは危険ですが、正しいオナニーを適度な頻度で行えば健康面で以下のようなメリットがあります。

  • EDの予防につながる
  • 精子の質が良くなる
  • 前立腺がんのリスクが低下する

それぞれ、詳しく詳しく見ていきましょう。

EDの予防につながる


適度なオナニーは血流や神経機能の健康を維持してくれるため、ED(勃起不全)の予防に効果的です。

EDの主な原因の一つに、陰茎への血流低下があります。

陰茎への血流低下の原因は加齢や不健康な生活習慣など以外に、勃起しない期間が長いことも挙げられます。身体を動かさないと筋力が衰えるのと同じで、定期的に勃起しないと性機能も衰えてしまうのです。

定期的に勃起の機会を得るという観点で、適度なオナニーはED予防に不可欠です。

精子の質が良くなる


男性不妊治療において、適度な頻度の射精が精子の質に良い影響を与えることが確認されています。

イスラエルの研究チームの大規模な調査では、精子は精巣で作られた後、1〜2日間体内に滞留することで最も良質な状態になることが示されました(※1)。

一方で、11日以上滞留すると精子の運動性が低下し、質が低下する傾向があることも明らかになっています(※1)。

良好な精子の状態を保つためには、週に2〜3回程度の射精頻度が効果的と考えられます。とくに将来的に子どもを望む場合は、定期的なオナニーを意識するのが良いでしょう。

(※1 参考)Levitas E, et al.|Relationship between the duration of sexual abstinence and semen quality

前立腺がんのリスクが低下する


射精行為は、前立腺内に蓄積した老廃物や炎症因子を排出し、前立腺がんのリスクを低減する可能性が示唆されています。

約30,000人の男性を10年以上追跡した研究では、射精頻度が高いほど前立腺がんの発症リスクが低いことが確認されました。

具体的には、射精頻度が月21回以上の男性は、月4〜7回の頻度の男性と比べ、前立腺がんのリスクが約19%低いという結果です(※1)。

前立腺がんは一般的に進行は遅いものの、リンパ節や骨に転移しやすい性質から、予後の生活に重大な影響を与えるケースも少なくありません(※2)。

こうしたリスクを軽減するため、定期的な射精による前立腺ケアを意識することが有効と考えられます。

(※1 参考)Jennifer R Rider, et al.|Ejaculation Frequency and Risk of Prostate Cancer: Updated Results with an Additional Decade of Follow-up
(※2 参考)がん情報サービス|前立腺がんについて

オナニー自体のデメリット(過剰に行った場合)


たとえ足ピンオナニーをしていなかったとしても、過度な頻度でオナニーを行うと以下の症状を引き起こす可能性があります。

  • 集中力の低下
  • 疲労による免疫力低下

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

集中力の低下につながる


快感を伴うオナニーは、過剰に行うことで集中力の低下を招く恐れがあります。

過度なオナニーにより快楽物質(ドーパミン)が頻繁に分泌されると、脳がその刺激に慣れてしまい、他の活動に対する興味や満足感が薄れる可能性があるためです。

また、オナニーへの依存が強まると仕事や勉強中にも性的思考や衝動が生じ、集中が途切れて作業効率の低下につながることもあります。

過度に抑制する必要はありませんが、生活習慣や心身の健康に応じた自己管理方法を見つけることが望ましいです。

疲労による免疫力低下につながる


オナニーは身体的な活動であり、頻繁に行うと身体の疲労が蓄積し、免疫機能の低下につながる可能性があります

通常、健康な状態では免疫システムが正常に機能しますが、慢性的な疲労は免疫力を弱め、体調不良を起こしやすくします。過度な運動が身体に負担をかけるのと同様に、過度なオナニーによる疲労も免疫力に影響を及ぼすと考えられています。

1日1回程度なら疲労に直結する可能性は考えづらいですが、1日複数回を毎日のように繰り返した場合は疲労が蓄積する可能性が否定できません。

また、体調が優れないときは身体に余計な負担をかけないようオナニーを控えて、休息を優先させることが大切です。

中折れや射精障害がある場合はED治療薬を検討しよう

代表的なED治療薬の種類

中折れや射精障害などの症状がある場合は、ED治療薬の利用も検討してみてください。

ED治療薬は血管を拡張させ、陰茎の血流を増加させることで勃起を促進する効果がある薬です。

日本国内で承認されているED治療薬は以下の3種類です。

バイアグラ

バイアグラ

レビトラ

レビトラ

シアリス

シアリス

主成分 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
効果が現れるまでにかかる時間 約30分~1時間 約15~30分 約1~3時間
効果の持続時間 約3~5時間 約5~8時間 約30~36時間
食事による影響 出やすい やや出にくい 出にくい
費用相場(1錠あたり) 25mg:1,300円〜1800円
50mg:1,800円〜2,200円
10mg:1,500円〜1,800円
20mg:1,700円〜2,000円
10mg:1,500円〜1,800円
20mg:1,700円〜2,000円

ユナイテッドクリニックではさまざまな種類のED治療薬を取り扱っています。「どのED治療薬が自分に合うかわからない」という方もぜひ気軽にご相談ください。

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まとめ

足ピンオナニーは中折れや腟内射精障害などのリスクが高まるため、早期の段階でやめることが望ましいです。

足ピンが癖になってやめられない場合は、まずは射精直前だけやめてみるなど、できることから始めていきましょう

中折れや腟内射精障害の症状にお悩みの方は、ED治療薬の使用も一つの手段です。

ユナイテッドクリニックではお試し1錠から処方可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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