EDを自己治療(セルフケア)で治すには?医師が教える勃起力の改善方法

ED(勃起不全)かと思ったらお気軽にご相談ください!

  • 電話診療予約専用ダイヤル

  • 予約フォームで電話診療予約

更新日:2024年12月28日 公開日:2023年06月26日

この記事の監修者はユナイテッドクリニックの細田 淳英です。

「ED治療は恥ずかしいから、自己治療でどうにかしたい」

「自分で勃起力を上げる方法を知りたい」


ED治療はハードルが高く、できれば自分で解決したいと思っている方もいるのではないでしょうか。


EDは基本的に病院やクリニックでの治療が推奨されますが、軽度であれば生活習慣の見直しだけでも改善が見込めます。


今回はEDを自己治療する方法を紹介します。紹介している内容を実施するだけでもEDを改善できる可能性があるので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
プロフィールを見る

経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

EDは自己治療(セルフケア)で治せる

EDの程度にもよりますが、自己治療で勃起力を改善することは可能です。ED治療では発症の原因を解消することが大切です。

EDは発症の原因によって、大きく3つに分類されます(※1)。

EDの種類 概要 原因
器質性 身体的な問題が原因でEDを発症する 加齢、糖尿病、肥満、心血管疾患、男性ホルモン量の低下など
心因性 精神的な問題が原因でEDを発症する
身体的な問題はない
ストレス、うつ病、性的トラウマ、パートナーとの関係悪化など
混合性 器質性EDと心因性EDを併発した状態 上記の原因をあわせ持つ

症状が軽度の場合は上記の原因を解決することで、EDが改善される可能性があります。

ただし勃起力は加齢とともに衰えていくものなので、自力で治らない場合は薬に頼るのも一つの方法です。

【医師からのコメント】

性行為の経験不足や精神的疲労などでEDを発症している20〜30代の若い方は、心因性の要素も強いため、自力でEDが治る可能性もあります。

逆に40代以上の方は高血圧や糖尿病といった生活習慣病がED症状のベースとなっているケースも多いため、自力で治療することは困難かもしれません。

40代以上で中折れ症状が強い方は、早い段階でED専門クリニックを受診することをお勧めします。

(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン

EDを自己治療(セルフケア)するには状態の把握から始める


EDは人によって重症度やタイプが異なります。セルフケアを行うためには、まず自分の今の状態を正確に把握することが必要です。

以下の方法を活用して、自分の状態を把握してみましょう。

  1. セルフチェックで重症度を把握する
  2. EDのタイプを把握する

それぞれの方法について、詳しく解説します。

1.セルフチェックで重症度を把握する


EDかどうかを知るために、まずはセルフチェックを行い、自分の重症度を把握することが大切です。以下の質問に答えることで、簡単にEDの重症度を判断できます

1.勃起してそれを維持する自信はどの程度ありましたか?
1.非常に低い
2.低い
3.中くらい
4.高い
5.非常に高い

2.性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりましたか?
0.性的刺激はなかった
1.ほとんど、又は全くならなかった
2.たまになった(半分よりかなり低い頻度)
3.時々なった(ほぼ半分の頻度)
4.しばしばなった(半分よりかなり高い頻度)
5.ほぼいつも、又はいつもなった

3.性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか?
0.性交を試みなかった
1.ほとんど、又は全く維持できなかった
2.たまに維持できた(半分よりかなり低い頻度)
3.時々維持できた(ほぼ半分の頻度)
4.しばしば維持できた(半分よりかなり高い頻度)
5.ほぼいつも、又はいつも維持できた

4.性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか?
0.性交を試みなかった
1.極めて困難だった
2.とても困難だった
3.困難だった
4.やや困難だった
5.困難でなかった

5.性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか?
0.性交を試みなかった
1.ほとんど、又は全く満足できなかった
2.たまに満足できた(半分よりかなり低い頻度)
3.時々満足できた(ほぼ半分の頻度)
4.しばしば満足できた(半分よりかなり高い頻度)
5.ほぼいつも、又はいつも満足できた

合計点からEDの重症度がわかります。

合計点 EDの重症度
1~4点 性交渉の機会がないため判定不可
5~7点 重度
8~11点 中等度
12~16点 軽度~中等度
17~21点 軽度
22~25点 EDなし

※1

「重度」や「中等度」は、セルフケアでの改善は難しい場合が多いため、医療機関の受診をおすすめします。

(※1 参考)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン

2.EDのタイプを把握する


EDはその原因によって、以下の4つに分類されます。

タイプ 原因
器質性 血管や神経の障害、ホルモンの異常、病気の影響
心因性 ストレス、精神的な不安、過去の失敗体験
混合性 器質性と心因性が重なり合ったもの
薬剤性 薬の副作用(降圧剤、抗うつ薬など)

年齢を重ねるごとに「器質性ED」の割合が増加します。加齢によって血管や神経の機能が低下するためです。

一方で、若い世代では「心因性ED」の割合が高いです。たとえば以下に心当たりがある場合は、心因性EDの可能性が考えられます。

  • 性行為に対する不安や緊張がある
  • 過去に性交がうまくいかなかった経験がある
  • ストレスやうつ症状が続いている

自分のEDのタイプを把握し、適切な対策や治療法を選択しましょう。

EDを自己治療(セルフケア)するには?自力での治し方

EDを自己治療したい方は、下記を意識してみましょう。

  1. 栄養バランスのよい食事を心がける
  2. 筋トレや有酸素運動をする
  3. 睡眠の質を向上させる
  4. ストレスを解消する
  5. アルコールを減らす
  6. 禁煙をする

健康的な生活を送ることで、EDが改善する可能性があります。

①栄養バランスのよい食事を心がける

EDの自己治療には健康的な食生活が大切です。脂っこい食事や栄養バランスが偏った食生活を続けていると、ホルモンバランスの乱れや血流の悪化につながり、勃起力が低下する可能性があります。

またEDのリスクファクターである動脈硬化や肥満(※1)を引き起こす要因にもなります。

栄養バランスの良い食事をするには、1日の目標エネルギー量に対し、三大栄養素の比率を意識するのが重要です。。下記のカロリーを目安に食事をとりましょう。

【1日の目標エネルギー量と理想的な三大栄養素の比率(男性の場合)】

目標エネルギー量 タンパク質の割合 脂質の割合 炭水化物の割合
18〜29歳 2650kcal 345〜530kcal
(13〜20%)
530〜795kcal
(20〜30%)
1325〜1722kcal
(50〜65%)
30〜49歳 2400kcal 312〜480kcal
(13〜20%)
480〜720kcal
(20〜30%)
1200〜1560kcal
(50〜65%)
50〜64歳 2600kcal 364〜520kcal
(14〜20%)
520〜780kcal
(20〜30%)
1300〜1690kcal
(50〜65%)

※2

三大栄養素のカロリーバランスを意識しつつ、ミネラルやビタミンも摂取しましょう。野菜や果物といった、三大栄養素以外の食材も合わせて摂取することが大切です。

(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン
(参考 ※2)厚生労働省|日本人の食事摂取基準(2020年版)

EDが治る食べ物は?

下記の食材はED改善に効果があるといわれているため、食事に取り入れてみましょう。

栄養素 栄養素を多く含む食材
亜鉛 牡蠣、豚レバー、牛肉(赤身)、桜えび、しじみ
シトルリン スイカ、メロン、きゅうり
DHA・EPA アジ、イワシ、鮭、サバ、サンマ
ビタミンE アーモンド、うなぎ、アボカド、イワシ、鮎

ただし、上記の食材だけ食べればいいというわけではありません。バランスのよい食事をとりつつ、上記の食材を取り入れると効果的です。

EDに効果がある食事について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしましょう。

②筋トレや有酸素運動をする

適度な運動は男性ホルモンの分泌を促し、EDの改善に効果的だといわれています。

お尻や太ももの筋肉を鍛えれば下半身の血流改善にもつながるため、スクワットやレッグプレスなどの筋トレを取り入れてみましょう。

またウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も、勃起力の改善に役立つとされています(※1)。

ED気味の方が取り入れるべき運動については以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。


(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン

③睡眠の質を向上させる

EDの自己治療を目指すには、質の良い睡眠をとることも大切です。睡眠不足はホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こす(※1)ため、EDの悪化につながります。

下記のことを意識すると、良質な睡眠をとれます(※2)。

  • 就寝・起床時間を一定にする
  • 寝る前にリラックスタイムを設ける
  • 快適な寝室づくりをする
  • 朝起きたら太陽の光を浴びる

寝酒や夕方以降のカフェイン摂取は覚醒を促し、睡眠の質を低下させます。利尿作用によって夜間頻尿を起こす原因にもなるため、寝る前のカフェインやアルコールは避けましょう。

また寝る前は、スマホやパソコンの光(ブルーライト)も控えるのが望ましいです。


(参考 ※1)厚生労働省e‐ヘルスネット|睡眠と生活習慣病との深い関係
(参考 ※2)厚生労働省e‐ヘルスネット|不眠症

④ストレスを解消する

過度なストレスは心因性EDを発症させる可能性があります。またホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、器質性EDの原因となる恐れも。

ストレスが溜まる前に、こまめに解消するようにしましょう。

【ストレス解消法の例】

  • 一人で出かける(ドライブ、温泉、散歩など)
  • 友人と会って話す(ランチ、飲み歩き、イベント参加など)
  • 体を動かす(フットサル、草野球など)
  • 家でゆっくり過ごす(料理、読書、映画鑑賞、ゲームなど)

体が疲れている方はゆっくり過ごし、精神的なストレスを感じる方は気分転換を図るのがおすすめです。

⑤アルコールを減らす

1日あたりの節度ある飲酒量の目安

過度な飲酒は肥満や動脈硬化の原因となり、ED発症のリスクを高めます(※1)。適切な飲酒量は、1日に純アルコール20g程度とされています。

純アルコール20gの目安は下記の通りです。

お酒の種類(アルコール度数) 1日の摂取量の目安
ビール(5%) 500ml(ロング缶or中瓶1本)
焼酎(25%) 100ml(グラス1/2杯)
ワイン(12%) 200ml(グラス2杯弱)
ウイスキー(43%) 60ml(ダブル1杯)

※2

ただし、適量の飲酒にはリラックス効果やストレス発散効果があるため、お酒が好きな方は無理して禁酒をする必要はありません。

EDの自己治療を目指す場合は、飲み過ぎに注意してお酒を嗜むことが大切です。


(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン
(参考 ※2)厚生労働省|アルコール

⑥禁煙をする

タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があるため、ED患者に対しては禁煙が推奨されています(※1)。

また動脈硬化の発症や睡眠の質の低下など、さまざまな面でEDに悪影響を及ぼします。タバコには男性ホルモン量を減少させるといった研究も(※2)。

EDを自己治療するには、まずタバコをやめてみましょう。自力での禁煙が難しい場合は、禁煙外来の受診がおすすめです。

(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン
(参考 ※2)Johan Svartberg , Rolf Jorde|Endogenous testosterone levels and smoking in men. The fifth Troms study

自力でEDが治らない場合は薬に頼ろう

自己治療でEDが治らない場合は、ED治療薬の使用を検討しましょう。性行為の前に服用すると、30分前後で勃起しやすい状態になります。

特に重度のEDの場合、自己治療だけでは改善が難しい場合があります。ED治療薬なら基本的にどんな方でも効果を実感でき、ED改善を急ぎたい場合にもおすすめです。

代表的なED治療薬は次の3種類です。

バイアグラ

バイアグラ

レビトラ

レビトラ

シアリス

シアリス

特徴 世界的に知名度のあるED治療薬 即効性が高い 作用時間が長い
ジェネリックの名称 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
効果が現れるまでにかかる時間 30分~1時間 15分~30分 1~3時間
効果の持続時間 3~5時間 5~8時間 30~36時間
食事による影響 受けやすい
(空腹時の服用が推奨される)
やや受けにくい 受けにくい

性行為の失敗は精神的なストレスとなり、さらにEDを悪化させる恐れがあります。もちろん自分で改善を目指すことも大切ですが、EDの自覚がある方は早めに医師へと相談してみましょう。

【医師からのコメント】

40代以上で中折れ症状が強い方は、自己治療での改善が難しいケースも多いため、ED専門クリニックでの治療を推奨いたします。

ED治療においては「男の自信を取り戻すこと」が何よりも重要です。ED治療のために専門クリニックに行くことは、決して恥ずかしいことではありません。

適切なED治療薬を服用すれば、ほとんどの方は効果を実感できます。

自力で治すことを考えるより、まずはED治療薬に頼って男の自信を早く取り戻すようにしましょう。

10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送(全国対応)
電話診療(オンライン診療)のご案内


EDに関するよくある質問

EDに関するよくある質問をまとめました。

Q.いわゆる「精がつく食べ物」に即効性はありますか?

例えば牡蠣やうなぎといった食材は「精がつく」とよくいわれますが、ED改善への即効性はありません。

ただし精がつくといわれる食材をバランスよく取り入れた食生活を続ければ、EDが少しずつ改善に向かう可能性はあります。一般的に「精がつく食べ物」といわれる食べ物は総じて栄養価が高く、疲労回復の効果などが期待されるためです。

Q.EDに効くサプリは存在しますか?

サプリは薬ではないため、EDを直接的に改善する効果はありません。

ただしサプリで食事に足りない栄養素を補えば、EDが少しずつ改善する可能性はあります。栄養バランスを整えるための補助として取り入れてもよいでしょう。

Q.治療をしてEDが治る確率はどのくらいですか?

EDの原因に関わらず、ED治療薬を服用すれば大多数の人が治療前よりも改善するといわれています。

例えばバイアグラを対象とした調査では、12週間服用した3,000人以上の対象者のうち76%が「勃起力が改善した」と回答しています(※1)。

もし治療薬を服用しても効果を感じない場合は、服用方法が正しくないのかもしれません。脂っこい食事の直後に服用していないか、内服のタイミングが間違っていないかを確認しましょう。

(参考 ※1)日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン

Q.EDが治るきっかけにはどのようなものがありますか?

生活習慣が原因で器質性EDを発症している場合は、徐々に改善していくため明確なきっかけはありません。

一方で精神的な理由でEDを発症している場合は、以下のようなことがきっかけで治ることもあります。

  • パートナーと性生活について話し合う
  • 性に関する悩みを打ち明ける
  • 職場や家庭でのストレスが解消される
  • カウンセリングを受ける

まとめ

EDを自己治療したいなら、生活習慣を見直し健康的な生活を送ることが大切です。下記のことを意識して、できることから始めてみましょう。

  1. 栄養バランスのよい食事を心がける
  2. 筋トレや有酸素運動をする
  3. 睡眠の質を向上させる
  4. ストレスを解消する
  5. アルコールを減らす
  6. 禁煙をする

生活習慣を見直しても勃起力が改善しない場合は、ED治療薬の使用を検討しましょう。当院ではオンラインでの無料カウンセリングを実施しているので、お気軽にご相談ください。

10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送(全国対応)
電話診療(オンライン診療)のご案内

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
プロフィールを見る

経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

関連コラム

ED治療のコラム一覧へ

ED(勃起不全)かと思ったらお気軽にご相談ください!

  • 電話診療予約専用ダイヤル

  • 予約フォームで電話診療予約

簡単診断!5つの質問に答えるだけ!

ED簡単セルフチェック