フル勃起とは?角度・硬さを高める方法や即効テクニックを解説

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更新日:2025年02月27日 公開日:2025年02月27日

この記事の監修者はユナイテッドクリニックの細田 淳英です。
フル勃起とは?角度・硬さを高める方法や即効テクニックを解説

「フル勃起ってどれくらい勃起したことをいうの?」

「今すぐフル勃起させる方法が知りたい」


このような疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。


フル勃起とはペニスが最大限に硬く、血流がしっかりと流れ込んだ状態のことです。年齢を重ねてもフル勃起を維持するためには、健康的な生活習慣が欠かせません。


この記事では、フル勃起を実現するために日頃から心がけたいことや、今すぐ試せる方法をご紹介します。


最後まで読めば、フル勃起のための生活習慣や即効テクニックがわかり、勃起力の向上を実感できます。

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
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経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

フル勃起とはペニスが最大限に硬くなった状態のこと

フル勃起とは、血液がペニスに十分に行き渡り、最大限に硬くなった状態のことです。イメージは、りんごのようなしっかりとした硬さです。

勃起は性的刺激を受けた際に脳が神経を介して信号を送り、ペニスの海綿体に血液が流れ込むことで起こります。

フル勃起に至るまでの流れは以下のとおりです。

  1. 視覚・触覚・想像などの性的刺激が脳に伝わり、興奮を引き起こす
  2. 脳が勃起を促す信号をペニスの神経に送る
  3. ペニスの動脈が拡張し、大量の血液が海綿体に流れ込む
  4. 血液が海綿体内に留まり、硬さが維持される

上記の流れが正常に行われることで、ペニスが最大限に硬くなります。

【医師からのコメント】

フル勃起するには性的な刺激が十分あり、かつ大量の血液が海綿体に充満することが条件です。最大限まで硬くなる状態を望むのであれば、心も身体もベストな状態を作らなければいけません。

フル勃起できているかを自己診断する方法

フル勃起できているかどうかは、勃起の硬さスケール(EHS:Erection Hardness Score)で簡単に自己診断できます(※1)。

EHSでは勃起の硬さを以下の4段階で評価します。

勃起の硬さスケール(EHS)

グレード 硬さの目安 硬さのイメージ EDの可能性
1 大きくなるが硬くはない こんにゃく 重度のED
2 硬いが挿入に十分なほどではない みかん 中等度のED
3 挿入は可能だが完全に硬くはない グレープフルーツ 軽度のED
4 完全に硬くフル勃起の状態 りんご 正常

フル勃起とは、グレード4の「完全に硬い状態」を指します。

一方で、常にグレード3以下の場合、EDの可能性が考えられます。特にグレード1・2の場合は重度のEDの可能性が高いです。

フル勃起ができているかを確認するためにも、定期的にチェックするとよいでしょう。

(※1 参考)日本性機能学会/日本泌尿器学会|ED診療ガイドライン

力強いフル勃起を実現するために日頃から心がけたいこと

力強いフル勃起を実現するためには、日頃の生活習慣が重要です。以下のポイントを意識し、健康的な生活を送りましょう。

  • 食生活を改善する
  • 運動を習慣にする
  • 肥満を解消する
  • 十分な睡眠時間を確保する
  • アルコールを控える
  • 禁煙する

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

【医師からのコメント】

年を重ねてもフル勃起できる方は、日頃の生活習慣にも気を遣っている方がほとんどです。
最大限硬くならない方は食生活を見直し、運動を習慣にして十分な睡眠を取る等、日常の生活習慣を見直すようにしましょう。

食生活を改善する

力強くフル勃起するためには、スムーズな血流と十分な男性ホルモン(テストステロン)の分泌が欠かせません。

食事の影響で血管が詰まりやすくなったり、テストステロンの分泌が低下したりすると、勃起力も弱まります

以下の栄養素を積極的に摂取し、フル勃起しやすい身体を作りましょう。

栄養素 期待できる効果 主な食品
アルギニン 血管拡張で血流を改善する 大豆、魚介類、鶏肉
シトルリン NO(一酸化窒素)を増やし勃起力を向上させる スイカ、メロン
DHA・EPA 血流をスムーズにする 青魚(サバ、サンマ)
ビタミンE 抗酸化作用で血管を健康に保つ アーモンド、ほうれん草

逆に、以下のような食事は血流を悪化させるため、食べ過ぎに注意が必要です。

避けるべき食事 血流への悪影響 主な食品例
高脂肪の食事 動脈硬化を引き起こし、血管が詰まりやすくなる 揚げ物、ジャンクフード
塩分の多い食事 高血圧を招き、血管を傷つける ラーメン、加工食品(ハム、ソーセージなど)

健康的な食生活を心がけることで、勃起力を向上できます。積極的に食生活を見直し、改善していきましょう。

亜鉛を積極的に摂取する

亜鉛は「セックスミネラル」とも呼ばれ、テストステロンの生成や精子の形成に欠かせない栄養素です。フル勃起を維持するためには、十分なテストステロンの分泌が必要であり、亜鉛がその働きをサポートします。

亜鉛が不足すると性欲の低下や勃起力の減退につながるため、意識的に摂取しましょう。

亜鉛を多く含む食品は以下のとおりです。

食品名 亜鉛含有量(100gあたり)
牡蠣(養殖・生) 14.0 mg
豚レバー(生) 6.9 mg
牛もも肉(赤肉・生) 4.8 mg
うなぎの蒲焼 2.7 mg
かつお節 2.8 mg

なお、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人男性の推奨量は1日11mgとされています。

食生活だけで補いきれない場合は、サプリメントを活用し、フル勃起しやすい身体づくりを目指しましょう。

運動を習慣にする

運動不足により下半身の血流が滞ると、勃起に必要な血液がペニスに届かず勃起力が低下します。

また、デスクワークや長時間の座り姿勢は、骨盤周辺の血行を悪化させます。フル勃起を目指すなら、毎日少しずつでもよいので、運動する習慣を身につけることが大切です。

勃起力を高めるおすすめの運動は以下のとおりです。

運動 期待できる効果
ジョギング・ウォーキング 血流改善・動脈硬化の予防
スクワット 下半身の血流促進
ランジ 骨盤周りの血流改善
レッグオープン 股関節の柔軟性向上
ケーゲル体操 勃起の持続力向上

運動を習慣化し、骨盤周辺の血流をスムーズにすることで、力強いフル勃起を実現できます。

肥満を解消する

肥満を解消すると血流が改善され、勃起力が向上します。

肥満は血液をドロドロにし、動脈硬化を進行させる原因です。とくにペニスの動脈は直径が約1mmと細いため、脂肪の蓄積や血管の詰まりによる影響を受けやすいといわれています。

また、肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こし、EDのリスクを高める要因になります。

力強いフル勃起を目指すなら、まずは肥満解消からです。適度な運動とバランスの取れた食事で、健康的な身体を手に入れましょう。

十分な睡眠時間を確保する

十分な睡眠を確保することで、テストステロンの分泌が促され勃起力が向上します。

テストステロンは勃起力を維持するために重要な男性ホルモンです。

海外の研究では、5時間以下の睡眠を1週間続けると、テストステロンの分泌量が約10〜15%低下することが報告されています(※1)。

必要な睡眠時間には個人差がありますが、力強いフル勃起を目指すなら、最低でも6〜7時間の睡眠時間を確保しましょう

(※1 参考)Sleep loss lowers testosterone in healthy young men – UChicago Medicine

アルコールを控える

アルコールが性行為に与える影響

お酒の飲みすぎはEDのリスクを高めます。完全にやめる必要はありませんが、適量を意識することが大切です。

お酒を飲みすぎるとテストステロンの分泌が低下し、勃起力に悪影響を与えます(※1)。

また、性行為の直前に過度のアルコールを摂取すると、普段フル勃起できる男性でも勃起が不十分になることがあります。

アルコールには神経の働きを鈍らせる作用があるため、性的興奮が脳から適切に伝わりにくくなり、勃起しづらくなるのです。

さらに長期間の過度な飲酒は、肝機能の低下を招き、性欲や勃起力の減退につながることもあります。

勃起力を維持するためにもお酒はほどほどにし、健康的な生活を心がけましょう。

(※1 参考)The effects of alcohol on testosterone synthesis in men: a review

禁煙する

禁煙することでペニスへの血流が改善され、フル勃起しやすい状態を取り戻せます。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があり、勃起に必要な血流を妨げるからです。

また、喫煙は動脈硬化を進行させ、ペニスの動脈の詰まりを引き起こす原因にもなります。

禁煙は一朝一夕では難しいかもしれませんが、禁煙補助薬や禁煙外来を活用すれば成功率を高められます。

フル勃起を取り戻すために、今日から禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【すぐに使える】フル勃起しやすくなるテクニック

今日からすぐに使える、フル勃起しやすくなるテクニックをご紹介します。

  • 深呼吸で交感神経を落ち着かせる
  • 太ももや鼠径部マッサージする
  • 過去の最高に興奮したシーンを思い出す
  • ED治療薬を服用する

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

深呼吸で交感神経を落ち着かせる

深呼吸することで交感神経の興奮を抑え、フル勃起しやすい状態を作れます。

性行為の際に緊張やストレスが高まると、交感神経が優位になり、血管が収縮します。血管が収縮するとペニスへの血流が不足し、勃起が難しくなってしまうのです。

緊張していると感じたときは、ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く深呼吸を3〜5回繰り返しましょう

身体がリラックスすると血管の収縮が緩和され、ペニスへの血流が回復します。

太ももや鼠径部マッサージする

鼠蹊部リンパマッサージ

性行為の前に太ももや鼠径部(そけいぶ)をマッサージすることで血流が促進され、勃起力の向上が期待できます。

とくに太ももや鼠径部には大きな血管が通っており、マッサージすることでペニスへの血流が改善されるため、即効性のある方法としておすすめです。

また、マッサージによって筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果が得られることもメリットです。リラックスすることで神経の働きがスムーズになり、より良いコンディションで性行為に臨めるでしょう。

マッサージ やり方
太ももマッサージ 膝から股関節に向かって軽く押し流すようにマッサージする
鼠径部リンパマッサージ 太ももの付け根から膝上に向かって、軽く圧迫しながらマッサージする

上記のマッサージは、できれば日頃から習慣として取り入れるのが理想的です。

お風呂上がりや寝る前にマッサージを行うと、血流促進の効果が持続し、より勃起力を安定させることができるでしょう。

過去の最高に興奮したシーンを思い出す

性行為前や勃起力が弱いと感じたときは、過去に最高に興奮したシーンを思い出しましょう。

脳は強く印象に残った興奮体験を記憶しています。過去に感じた強い性的興奮を思い出すことで脳が「興奮モード」に切り替わり、ペニスへの血流が増加しやすくなります

過去の興奮したシーンを思い出す際には、場所、相手、状況、触れ合いなどをできるだけ細かくイメージし、そのシーンに没入することが大切です。

イメージが鮮明であるほど脳は興奮しやすくなり、より力強いフル勃起へとつながります。

ED治療薬を服用する

代表的なED治療薬の種類

ED治療薬は性的刺激を感じた際にペニスの血管を拡張し、勃起をサポートする薬です。服用すると性的刺激を受けたときに勃起しやすくなり、勃起の硬さや持続力も向上します。

即効性が高く、薬によっては15〜30分程度で効果を発揮するため、フル勃起を素早く実現したい場合に適しています。

代表的なED治療薬は以下のとおりです。

バイアグラ
バイアグラ
レビトラ
レビトラ
シアリス
シアリス
主成分 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
効果が現れるまでにかかる時間 約30分~1時間 約15~30分 約1~3時間
効果の持続時間 約3~5時間 約5~8時間 約30~36時間
食事による影響 出やすい やや出にくい 出にくい
費用相場(1錠あたり) 25mg:1,300円〜1,800円 50mg:1,800円〜2,200円 10mg:1,500円〜1,800円 20mg:1,700円〜2,000円 10mg:1,500円〜1,800円 20mg:1,700円〜2,000円

なお、当院ではお試し1錠からED治療薬を処方しています

電話診療(オンライン診療)での対応も可能です。勃起力の低下にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送(全国対応)電話診療(オンライン診療)のご案内

フル勃起についてよくある質問

フル勃起についてよくある質問をまとめました。

Q.オナニーのしすぎでフル勃起しにくくなることはありますか?

適度なオナニーであれば問題ありませんが、過度に行ったり間違った方法で続けたりすると、勃起しにくくなる原因になることがあります。

強い刺激に慣れてしまうと、通常の性的刺激では十分な興奮を感じにくくなるためです。

たとえば、床や壁を使ったオナニーや強く握って行うオナニーは、ペニスの感度を低下させることがあるため注意が必要です。

Q.フル勃起は何歳までできますか?

生活習慣を整え、適切なケアをすれば70代・80代でもフル勃起を維持することは可能です。

勃起は血流によって引き起こされるため、血管が健康であれば年齢を重ねても勃起機能を維持できます。

Q.フル勃起するまでに時間がかかるのは普通ですか?

年齢や体調によって勃起までに時間がかかることは普通です。

年齢とともに血管が硬くなり、ペニスへの血流が遅くなるため勃起に時間がかかりやすくなります。

また、緊張や疲れを感じていると交感神経が刺激され、勃起しづらくなります。

まとめ

力強いフル勃起は、ペニスの海綿体に十分な血流が行き渡ることで実現します。

しかし、ペニスの血管は非常に細く、動脈硬化や血行不良の影響を受けやすいため、血管の健康状態が勃起力を左右します。フル勃起を維持・向上させるには、生活習慣の改善が不可欠です。

即効性のある対策としては、深呼吸やマッサージでリラックスする方法や、ED治療薬を服用する方法があります。とくにED治療薬は即効性と持続性があり、フル勃起をサポートする有効な選択肢です。

ユナイテッドクリニックでは、予約不要・保険証不要で、初診の方でも最短5分でED治療薬を処方できます。

「最近、勃起が弱くなったかも…」と感じる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

10分程度の電話診療ですぐ処方|お薬を郵送(全国対応)電話診療(オンライン診療)のご案内

この記事の監修者

ユナイテッドクリニック総医院長
細田 淳英
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経歴

平成15年3月 帝京大学医学部卒業
平成15年5月 帝京大学医学部付属病院勤務
平成19年4月 帝京大学ちば総合医療センター勤務
平成22年4月 山王病院勤務
平成25年10月 池袋ユナイテッドクリニック開院

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